志免町議会 2004-12-10
12月10日-01号
平成16年第8回12月定例会1 議 事 日 程(第1号) (平成16年第8回
志免町議会定例会) 平成16年12月10日 午 前 10 時 開議 於 議 場 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 町政報告及び質疑(町長) 日程第4
議会運営委員長報告及び質疑 日程第5
総務文教常任委員長報告及び質疑(
継続審査分) 日程第6
厚生常任委員長報告及び質疑(
継続審査分) 日程第7
建設常任委員長報告及び質疑(
継続審査分) 日程第8
志鉱跡地対策特別委員長報告及び質疑(
継続審査分) 日程第9
福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告及び質疑(
継続審査分) 日程第10
議会広報特別委員長報告及び質疑(
継続審査分) 日程第11 一部
事務組合議会報告 日程第12 議案の撤回(第39号議案) 日程第13 第58号~第67号議案及び第101
号議案上程(
提案理由説明、質疑、
委員会付託) 日程第14 第68号~第100
号議案上程(
提案理由説明、質疑、討論、採決) 日程第15 請願第4号 「志免町における
手話通訳設置事業及び
手話通訳派遣事業の新設に関する請願」について 日程第16 請願第5号 「患者負担をやめ、難病対策・医療制度の充実を求める請願」について 日程第17
議会広報特別委員の辞任及び選任について2 出席議員は次のとおりである(18名) 1番 大 熊 則 雄 2番 助 村 千代子 3番 丸 山 真智子 4番 吉 住 龍太郎 5番 池 邊 満 男 6番 牛 房 良 嗣 7番 大 西 勇 8番 西 川 蓉 子 9番 古 庄 信一郎 10番 吉 田 耕 二 11番 稲 永 正 昭 12番 大 林 弘 明 13番 熊 本 廣 14番 二 宮 美津代 15番 野 上 順 子 16番 稲 永 康 人 17番 末 藤 省 三 18番 佐 藤 哮3 欠席議員は次のとおりである(0名)4
会議録署名議員 6番 牛 房 良 嗣 13番 熊 本 廣5 職務のため議場に出席した
事務局職員の職氏名(2名)
議会事務局長 長 秀 樹 書記 小 池 邦 弘6
地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(20名) 町長 南 里 辰 己 助役 吉 原 清 光 収入役 上 田 博 昭 教育長 中牟田 修 身 総務課長 脇 田 義 政
企画財政課長 入 江 信 雄 環境課長 二 宮 克 美 建設課長 権 丈 和 孝
上下水道課長 石 川 善 弘
地域振興課長 児 嶋 賢 始 税務課長 安河内 勇
上下水道課参事 入 江 勝 利
総務課長補佐 安 田 豊 重
学校教育課長 緒 方 博
社会教育課長 長 澤 利 信 福祉課長 世 利 章 健康課長 木 村 俊 次
子育て課長 堀 内 善 之 住民課長 山 本 万司子
福祉課参事 田 村 秀 一
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~~~~~~~~ 開会 午前10時00分
○議長(大林弘明君) ただいまから平成16年第8回
志免町議会定例会を開会します。 これより本日の会議を開きます。 日程に入る前に報告します。 お手元に
議案正誤表をお配りしておりますとおり、議案の訂正の申し入れがありましたので、許可しております。議案の訂正をお願いいたします。 次に、本日日程第15、請願第4号志免町における
手話通訳設置事業及び
手話通訳派遣事業の新設に関する請願に関し、手話通訳を議場に入れることについて、末藤議員より申し出があり、
議会運営委員会で了承されておりますので、報告します。
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△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(大林弘明君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、6番牛房議員及び13番熊本議員を指名します。
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△日程第2 会期の決定
○議長(大林弘明君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。 本定例会の会期は、本日から12月22日までの13日間にしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から12月22日までの13日間に決定しました。
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△日程第3 町政報告及び質疑(町長)
○議長(大林弘明君) 日程第3、町政報告を議題とします。 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 本日ここに平成16年12月議会を招集をいたしましたところ、議員の皆様方には大変御多用な中にもかかわりませず御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。 本年は、まれに見る災害の多い年であり、我が国にも10件もの台風の上陸があり、九州地方には3件の台風が上陸し、多大な被害をもたらしました。 また、
新潟中越地震が発生し、今でも
避難所生活を余儀なくされてある方々がたくさんおいででございます。そのような方々に対しまして心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りを申し上げます。 では、
竪坑櫓周辺の安全対策について述べさせていただきます。 志免炭鉱は、明治時代の中期に海軍省の直営炭鉱として開鉱し、戦艦用の良質な石炭を産出し続けましたが、戦局の進展で増産に迫られ、さらに深い層の石炭を産出するため、昭和18年に竪坑櫓が建設されました。この竪坑櫓も、終戦後の昭和20年に運輸省に移管され、蒸気機関車の燃料として荒廃した国土復興を支えてきましたが、国の
エネルギー政策の転換によって石炭の需用は減り、我が国唯一の国営炭鉱は昭和39年7月にその役目を終えました。この閉山後の用地活用のため、昭和45年3月、現在の
独立行政法人新
エネルギー産業技術総合開発機構──これは
通称NEDOといっておりますが、その前身である
石炭鉱業合理化事業団に対し、竪坑用地の
無償払い下げ申請をいたしました。ところが、昭和55年1月になって、
石炭鉱業合理化事業団は、ある企業から
払い下げ申請を受けたことを理由に町の
払い下げ申請を撤回するよう求めてきたため、やむを得ず撤回をいたしました。その後、企業は、払い下げがなかなか履行されないため、平成6年3月NEDOを相手に竪坑用地をめぐる
証書真否確認請求訴訟をしましたが、平成8年5月福岡高裁において敗訴が確定をいたしました。この判決により、町は平成10年3月NEDOに対し、改めて竪坑用地の
払い下げ申請をし、今日に至っております。 また、議会においても、ボタ山を含めた旧
志免鉱業所跡地の諸問題について調査研究のため、
志鉱跡地対策特別委員会が設置され、竪坑櫓の
取り扱い等について審議をいただいているところであります。 このような中、8月末から10月末の2カ月の間に4回の台風の影響を受け、竪坑櫓の剥離した
コンクリート片が
シーメイト敷地内に飛散していたことを確認いたしました。早速その状況をNEDOに報告するとともに、安全対策を求めたところであります。これに対し、9月16日に
NEDO九州支部、また10月4日に
NEDO東京本部から来庁され、竪坑櫓の取り扱いについてNEDOの考え方が示されました。さらに、10月12日に
NEDO東京本部から文書により通知を受けました。 その内容の1点目は、人命尊重の観点から、できるだけ早く竪坑櫓を解体撤去したい。2点目は、解体撤去の意向に対する町の意見を早急にいただきたい。3点目は、当面の安全対策を講じてほしい。以上の3点でありました。 この通知を受け、前回調査をした資料を参考にして、まず学者、技術者等による調査研究をし、その調査結果をもとにして十分に議会の理解を得ながら町の方針案をまとめた上で、町民の意見を募集したい。また、安全対策についてでありますが、現在
竪坑櫓周辺の
ウオーキングロードと緑地の一部を立ち入り禁止とし、
ウオーキングロードを迂回していただいておりますが、今後NEDOの要請にこたえる安全対策のためには、
コンクリート片の落下した範囲をフェンスで囲いたいといった考え方で交渉に入っておりましたが、お手元に配付をいたしておりますように、昨日の夕方5時過ぎになってNEDOよりメールが入り、志免町の回答(案)への返答が寄せられました。 その内容は、1つ、回答までの時間的猶予が欲しいということであるならば、跡地の土地と櫓について志免町が責任を持って管理すること。例えば、NEDOと
使用貸借契約を締結し、民事上及び刑事上の法的責任が志免町にあることを明らかにした上で、志免町が管理していることを外見からも明らかになるようにしていただくことが前提である。2つ目として、その場合でも、最終回答の猶予期間は1年を限度と考えるとの回答でありました。このことは非常に厳しい回答であり、大変困惑をいたしております。 私は、今後とも私どもの意向を酌んでいただけるよう、引き続き粘り強く交渉していきたいと考えておりますので、
議員皆さんの御理解をよろしくお願いを申し上げ、町政諸般の報告とさせていただきます。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑があれば許可します。 17番末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 諸般の報告に対してお尋ねをいたします。 NEDOからの回答文の中で、志免町が管理責任をとると、民事に限らずですね。こういう中でしか、町長の回答文を見ますと、技術並びに調査となりますが、これが前提にならないと、調査、技術的なことはされないのではないかと思うんです。調査研究されるということですが、前提としては志免町の先ほど3点について説明がございましたが、これを受け入れた後に調査、技術的な研究をやるということが前提になろうかと思うんですが、ここはどのようにお考えでしょうか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 皆さん方に資料を提出をさせていただいてますので、その中からも読み取れると思いますけども、NEDOの方からは早急に解体撤去したいということでございます。それも来年の台風の時期までに、言うならばまた台風等で皆さん方に御迷惑をかけてはいけないからということでございました。ということは、すぐに解体にかかるというように私どもの方は判断をいたしますので、それでは私どもの合意形成といいましょうか、町民の皆様方あるいは議会の皆様方に理解をいただく時間がないんだということで、3年程度の猶予を欲しいというふうに申し上げておりました。そのようなことからの今やりとりをさせていただいておるところでございますが、言うならば1年を限度としたいというようなふうにNEDOから回答がありましたので、その1年の間では、とても解体あるいは保存等についての合意形成を図るということができないのではないかというように考えておりまして、今後そういう期間等についてもNEDOと交渉をさせていただきたいというふうに思っています。
○議長(大林弘明君) 末藤議員。
◆17番(末藤省三君) この県下でも、大牟田を初め、荒尾・万田坑あるいは田川等の国指定の指定をされておるにもかかわらず、やはり市あるいは町の単独での保存、これは財政的に難しいという形で現在は放置されてる状況で、国指定でありながらです。こうしますと、単町では3年間の調査あるいは技術等の費用等も当町がかぶらなければならないという羽目になるのではないかと、これもやはり相当な金額が要するのではないかと思うんですが、これはアバウト的にどのような費用が要るのか、お考えがお持ちでしたら御説明いただきたい。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) こういう、言うならば文化財等の指定を受けるということも、それ保存していく上では必要なことであると思いますが、指定を受けたからといって、今末藤議員から御指摘がありましたように、すべて面倒見てくれるわけじゃございません。私も万田坑に視察に行かさせていただきましたが、2分の1程度が国の方からそういう手だてがあるということのようにお聞きをいたしました。例えば数億円かかるような改修とか、保存に対してのいろんな工事等が出た場合には半分を負担しなければならないということ等から、言うならば万田坑でも非常にいろんな面で手つかずの状況であったというふうに思います。言うならば、そのときの現状をずっと見守りながら保存をしてあるというような、そういう姿ではなかったかというふうに思います。 私も、この竪坑について最近いろいろな勉強をさせていただいておりますが、いろんな保存の仕方があるんじゃないかというように思います。保存するとすれば、いろんな保存の仕方があるのではないかと。もちろん地震等に耐えるような、そういう強固な保存の仕方もありましょう。あるいは、例えばこれは一例でございますが、見守りながら保存するという方法もありましょう。でも、それぞれやっぱり言うならば財政的な負担というのが課題でございます。しかし、見守りながらということであれば、
必要最小限度のというようなふうになるんじゃないかなというような思いもいたします。そのようなことから、保存の仕方いろいろあるわけでございまして、それによってその費用も千差万別あるんじゃないかというふうに思います。そのようなことから、今のところどのような費用がどれぐらいかかるかということについての詳しい調査等はいたしておりません。
○議長(大林弘明君) 末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 町議会あるいは町民及び町議会の
コンセンサスを聞きたいということで、町議会におきましては
志鉱跡地特別委員会というのが設置されて今審議をされておるわけですが、このここあるいは町民の意見は、保存か解体かということにつきましては、どのような形で住民の意見を聞こうとされてるのか、最後にお尋ねをいたします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 例えば町民の意見を聞くとしたらどういう方法があるのかというお尋ねでございますが、一言で言いますならば
パブリックコメントを採用する、つまり私どもの方で案をつくって、そしてそれを町民あるいは議会の皆様方に提示をして、いろんな御意見を拝聴する、そしてそういうことも参考にしながら最終決定をしていくというような、そのような方法があるんじゃないかなというように考えております。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 古庄議員。
◆9番(
古庄信一郎君) 町政報告について数点お伺いをいたします。 議会の中の議論、それから委員会通しての議論、いろんな議論の中で、この議会の中の議論でも非常に見識的な誤った部分というものが大変多い。こういった議会の中でもそういう認識の中で、この基本的なものについて性急に議論して解決を出せるはずがないわけでして、そういう中で私は世界的な観点からしっかりいろいろ調査研究し、この貴重な文化遺産を保存していくということは大変大事なことだろうと、こう思っておりますけども、一方ではそうじゃないという意見もあります。そういった部分も含めて、しっかりしたそういう客観的な資料、データを構築していかなきゃ。しかし、それにしてはこのNEDOの回答が1年というのは余りにもこれはまた性急過ぎる。これは交渉ぜひいただいて、だれもが納得できるようなそういう資料をつくり上げた上で、先ほど言われたような方法もとりながらやっていただきたいと。 そこで、お伺いいたしますけども、このNEDOからの回答の前にお話しになられた、私どものNEDOへの要請の中で、費用についてNEDOと協議をさせていただきたいと、こういうふうにお話しになられております。私は、こういうところに志免町の竪坑に対する思いが少し違うんじゃないかと。NEDOはそういうことをかんがみて1年という猶予を切ってきてるんじゃないかという気がいたしますけど、そこのあたりは町長どのようにお考えになってるんですか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) いろんな安全対策についてNEDOと協議をするということについて、そういうスタンスではという御質問でございますが、言うならばNEDOの持ち物である竪坑が私どもの敷地の方に影響を与えてるわけですから、本来はNEDOが全面的にその防護策なりをするのが本当だと私どもは思います。ところが、NEDOのスタンスとして、志免町の方でぜひそういう安全対策をしてほしいという要請がありますので、そういうことについて、それはNEDOの方でも負担をしていただかなければなりませんよという、そういうことについての協議をしたいということでございます。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(
古庄信一郎君) 多くの方が一般質問をされますが、私も一般質問の中でしっかりさせていただきますけどですね。よく町長もおっしゃいますけど、物が下に落下するというのは当たり前のことなんですよ。人が飛ぶようなあの強風の台風が4つも来て、コンクリの破片が飛んで下に落ちると、当たり前のことなんですね。しかし、それに対して住民が数多くたくさんの方がこの危険をどうのこうのと、こういう文書を持ってNEDOに要請すれば当然のことですね。私はこれ大変なことだと思ってますので、一般質問の中でやりますけどね。そういうことを受けてNEDOがこのような回答を出してくるのは当たり前のことなんですよ。しかし、行政はこの数年間、この竪坑櫓について私どももしっかりお願いしてまいりましたけどね。昨年もそうですが、調査をやる調査をやるとおっしゃられてまいりました。何もされずに結果こういうことになってくる。そして、1年というものを突きつけられてきておると。私はこれ大変問題であると、一般質問でやりますけどもね。しかし、本当にこれが1年で交渉ができなかった場合は、どのようにこれを意見集約ができるような資料なりそういったものができるのか大変危惧しております。 そこで、町政報告に対して安全対策ということでありますけど、先ほどそういう機関に調査を依頼したいということですけども、前回の調査、平成11年に多分回答が出てきたような、あの調査のときもそうですが、私もずっと聞いていまして、やはりこういうものに対する保存とか利用とかというのは、いろんな分野いろんな観点から意見があって、そして一つの企業とか一つのそういうものでなかなか構築できるものではないと。学術的に大学の研究を聞いててもいろんな考え方があり、いろんなやり方があり。そうなってくると、やはりその識見なり、またそういうところに依頼される場合、たった一つの企業とか一つの研究機関に云々ではなくて、やはりそういうところよく調べていただいて、少なくとも複数以上のそういう機関に、また大学についても複数以上のものに客観的な資料提供を求める意味で、やはり依頼をしていくということは大事だろうと思いますけど、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 私も、この1年間でいろんな調査をし、そしてまた住民の皆様方にいろんな御意見を伺い、そしてそういう中で一定の合意形成を図るというのにはとても無理ではないかというふうに考えてます。最初は二、三年程度をお願いしたいというような、そういうアバウトな言い方をしておったんですが、よく考えてみると、これはやっぱり3年だということで3年に私どももこだわってきたわけでございます。しかし、今回のNEDOの回答文の中にもありますが、「3年間は余りにも長く、到底受け入れられません。1年が限度と考えます」というようにきちっと書いてこられてます。といいますのは、先ほども申し上げましたが、来年の台風の時期までにもこれは解体をしたいという要望でございましたので、そういうことから1年間は猶予しようと。ただし、先ほども町政報告しましたとおり、猶予はするけれども、その間の責任は志免町でとっていただきますよということをきちっと今回、言うなら昨日そのような提言がございました。その中でも
使用賃貸借契約というんでしょうか、そういう契約でもして、そしてそのことによって志免町の管理下にあるんだということを明確にしたいという思いのようでございます。しかし、そうはいっても1年でということについては私どもも鋭意努力をしてまいりたいと思いますけども、ただいかんせん持ち物がNEDOのものでございますので、そのあたりも考えながら、何とか私どもの願いが希望がかなえられるような努力をしてまいりたいというふうに考えます。 それから、今後いろんな研究をしていく中では、技術者あるいは学者等の、言うなら幅広い皆さん方にいろんな御意見をいただきたい。残すとするならば、あるいは解体するとするならば、というような、そういう観点から、いろんな私どもにない知恵を授けていただきたいと、そのように考えております。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(
古庄信一郎君) 存続是非の議論は当然一般質問の中でやりますけど、
あと安全対策ということでございます。 私は、ここに貴職とその費用についてどうのこうのとありますが、真下にシーメイトの
ジョギングロードをつくって、その真下に落ちてくるものに対して、あなたのところがやりなさいよと、これは余りにも詭弁過ぎる部分があって、そういうとこで先ほど言いましたように、そういうことになればNEDOとしても、それは1年という期限を切ってくるのは当然だろうと思いますね。ああいう文章で出されればですね。だから、そのあたりをやっぱりもう少し町長、粘り強くNEDOの方に交渉いただいて、こういう緩衝地帯をつくって、そして今のあれだけの4つの強い台風が来たときでも、こういう状況の中をこれでクリアできるということをもっと自信を持って交渉されて、そしてもう少し3年なり延ばされて。今1年ということになれば、研究調査をやった結果、それを行政側も、また議会側も
コンセンサスをとって、そして住民にまた問うて、そこで結論を出すなんていうのは、これはできる時間ではありませんよ。まず、これはやはりNEDOの方にしっかりそのあたりを交渉いただいて延ばしていただくと。あとはやっぱり議会も住民も含んで、これの活用なり解体なりという議論をしっかりやると、このことをぜひお願いをして、もう一度町長の御所見、決意を伺いたいと思います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 先ほどからも申し上げておりますが、例えば期間のことでは交渉に努力をいたします。しかし、この中に書いてある重要なことは、その間志免町が全責任を持ってくださいというところでございます。それについては使用貸借の契約でもして志免町のものである、管理下にあるんだということを明確にしなさいということでございます。そのことにつきましては当然予算も伴うことでございますので、皆様方の御理解をいただかなければならないことでもございます。そういうことも踏まえまして、私も努力をさせていただきたいと思いますが、また議会の皆様方にもぜひ御理解をいただきたいというように思う次第でございます。
○議長(大林弘明君) 佐藤議員。
◆18番(佐藤哮君) この志免町から出された文書は、私の手元には案というふうになってますけど、これはもうお出しになったんですかね。
○議長(大林弘明君) 児嶋
地域振興課長。
◎
地域振興課長(児嶋賢始君) 答弁させていただきます。 今御質問の件につきましては、11月19日にNEDOに対しまして志免町の考え方をまず案として出させていただいております。ですから、これ自体は言うなれば先ほど町長申し上げましたように猶予期間と、それと安全対策プランの2点をもって町の案を示させていただくということで出させていただいとったわけでございます。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) 佐藤議員。
◆18番(佐藤哮君) 中身は後日の一般質問でしたいと思いますが、志鉱跡地の委員会が現存して、再三志鉱跡地の委員会にも町の考え方述べられておりますが、こういうふうな文書をつくる前に、志鉱跡地の委員会にこの案の中身の相談すらないと。これは、いや、案ですからと言われておりますから。しかし、この中身は案というよりも、むしろ志免町の基本的な考え方を多く申し込んだそういう中身にもなってますよね。しかも、この中には志鉱跡地の特別委員会のそういう議会側の意見も調整をするという述べられておりますけれども、こういうこと、それ執行権者のあなたが出される文ですから、議会は後からついてくればいいということかどうかわかりませんが、こういうことで議会の
コンセンサスがとれますかね。
○議長(大林弘明君) 吉原助役。
◎助役(吉原清光君) このNEDOとの交渉に入っていく際に、まず町の考え方、NEDOの考え方、そのすり合わせをするために、担当課長の方で電話でやりとりをしたわけですが、とりあえず考え方をファクスあるいはメールでやりとりをしましょうかということから始まったものでございまして、議会に相談することもなく、そういう考え方をNEDOの方に示したということについて、先般も議長からも御指摘を受けております。そういったことから、今後は考え方を示す際には議会の方にもお示しをしながら、相談をしながら、考え方、このような方向で交渉を進めていきたいといったことでの御報告をさせていただきたいと、このように考えております。
○議長(大林弘明君) 佐藤議員。
◆18番(佐藤哮君) 後に志鉱跡地の特別委員長の報告がありますけれども、こういう問題を、さきにも町長言われますように、NEDOは志免町と契約ていいますか、他人の土地を、相手側は住民に被害を及ぼさないためにできるだけ早く撤去をしたいとこう、それをちょっと待ってください、うちの方でそれなりの安全対策を講じながら、ここには3カ年と書いておられますけれども、私どもの任期も町長の任期もあと2年半ぐらいしかないわけですが、どういう意味なのかちょっと私もわかりませんが。相手が持っている土地に対して、志免町側からそういう貸借の契約まで結んでしなきゃならないという場合に、一般質問の中で書いてるとは別として、この安全対策上、先ほど高いとこから下に、低いとこに物は落ちてくるよという、そういう論議はありましたけども。私どもが志鉱跡地の特別委員会で提起をしたのは、竪坑そのもののコンクリートが志免町側の三十数億円も予算をつぎ込んで、町民から喜ばれている今
ジョギングロードはすべて進入禁止ですよね。前回委員会の中でも言いましたけど、今の進入禁止のあり方というのは、あの真下で連日おばちゃんが食事をしてあるよという指摘をしましたけど、気安くあの竪坑のすぐ横まで入られる状況は今日今なお放置して、そして対策を講じるのは我が志免町の町域の中だけ。本来竪坑、NEDOが志免町側に迷惑をかからないようにネットを張るとか何かそういう要求を私は当初からすべきではないかというふうに指摘をしておりましたけれども、今日今でも志免町側から努力はするけれども、相手側は志免町に要求はしても何らしないというね、少し私は志免町の態度としていいのかなと。委員会のそういう意向も何一つ反映されないで、きょうこういう案ていうかお示しになりましたけど。お考えを聞かせていただきたいと思います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 委員会の皆様方に御相談を申し上げて、そして私どももいろんな対応、対策をしなければならなかったということは先ほど助役が申し上げたとおりで、本当に配慮が足りなかったというように思います。ただ、私どもといたしましては、今回の台風の件によりまして、言うならばあの9月、10月の時点では……12月ですね、12月にも解体の方向の意思決定をして、そして来年の台風の時期までに完全撤去をしてしまいたいと、そのような強い要望でございました。そのようなことから、私どもは、それはちょっと私どもに意見を求められても困るんだと。言うならば二、三カ月で私どもの意思決定をせよということでは、それでは困るというようなことから、その猶予期間が先ほども申し上げます3年程度欲しいということでございまして、別に私の任期とか云々とかということじゃございませんで、
コンセンサスを得るためにはやっぱり2年から3年ぐらい、言うならば3年ぐらいはかかるんじゃないかという思いが3年というところを選んだわけでございます。 これはもう皆さん御存じのとおりでございますが、NEDOに今
払い下げ申請をしておるという立場でございますので、そのようなことから、言うならば相手がもう壊すよと言うのを、それを待ってくださいと言うならば、やっぱりいろんな手だてというのは私どもの方でもしなければならない。先ほどもそういう御意見もございましたけども、私の方でもやっぱり何らかの手だてをしないと、NEDOの方は、いや、私どもはする気はありませんと、言うなら、安全対策の最たるものは解体ですよと、そのようなスタンスでこられますと、私どもがそれに待ったをかけ、言うならばいろんな意見があるから、そのことを町民の皆さんと、あるいは議会の皆さんとよく理解を得ないで、得ないままに私どもがいいですよと言うわけにはいかない、その期間が要るということが3年ということでございます。最初は私どももネットを張ってもらったり、何か飛散防止の方法でもなかろうかということを私も考えました。しかし、NEDOにおいては、そのようなことはもう考えられないというスタンスでございます。そのようなことから、ネットとかあるいはエキシポ樹脂を注入して云々するとか、そのようないろんな方法も私も提言をしてみましたけども、NEDOの方にはそのような意向はないようでございます。 そのようなことから、今御指摘をいただきましたように、言うなら弱い立場のような感じになっておりますけども、でもそれはやはりここでNEDOとしっかり協議をする。そして、またこのものがNEDOのものだからということじゃなくて、過去の歴史もあるわけでして。そして、またこの近代化遺産としてのやっぱり価値もあると私は思いますので、そういうものを残すのか残さないのか、財政的にもいいのか、あるいは負担もいいのか、そういうこと等も考え合わせた後、最善を尽くした後に、やはりこれは解体すべきだ、あるいは保存すべきだという、そういう方向が出てくるのではないかと、その時間をこの3年の間に凝縮をさせたいというふうに思います。今までも長い時間を要しました。しかし、これはすぐしなければならないというものでもございません。言うなら今回のこの台風によって、このことが非常に具現化してきたわけでございまして。この機をしっかりとらえて、そしてこの竪坑の将来について、行く末について、みんなで真剣な協議をしたいと、そういう思いでございます。
○議長(大林弘明君) 佐藤議員。
◆18番(佐藤哮君) 本来前町長時代に解決を見ておかなければならないというふうに考えておりましたけれども、それが今の町長に引きずってきてるわけですが、そういう保存か解体かということは別にして、町長言われますように周辺の安全対策も含めて町でどうにかしないといけないと、そういう場合に、このお願いはお願いでこうしてありますが、志免町もできるだけのことはするが、あなたの方も持ち主としてやはり一定の支出は考慮し、対策を考えてもらわなくちゃいかんのじゃないかと。いや、相手ができませんから、相手はもう解体解体て言いよりますがていうことだけで私は済む問題ではないというふうに思っておりますから質問をしてるんですが。この文章の中に、志免町側もそういう協議について、安全対策について、相手側と協議をさせていただきたい旨のお願い文書の中身になってますよね。これは当然、例えば1,000万円の費用がかかったとして、話の都合で一、二年の間にNEDOと志免町の協議で、例えば払い下げが実現し、その費用が差っ引かれることも私はあり得ると思いますけどね。その前提となる志免町側の強い姿勢というのは、私は出しておかなくちゃいかんのじゃないかなという気が強くするから今質問してるんですが。三位一体で国の地方交付税その他いろいろなしわ寄せが今来て、それなりに町民の皆さんに財政的ないろいろな軽減、そしてまた負担増もお願いしてる中に、私はこの価値的な存在が本当に町民の皆さんの税金を使ってまで、今の安全対策ですらまだ施されてないという、そういう状況の中でね。もう少しこの文書のやりとりというのは、今議会終了までに、やはり全協なり開くかどうか、それは全協や議長の判断ですけれども、本当に議会側の意見も踏まえて、それは文化人やいろいろな方を呼んで協議をされるのは構いませんよ。しかし、やはり住民の代表としてそれぞれ住民から選ばれた議会を、私は町長は軽視をされておるんじゃないかなというように気がしますので。何かお答えがあればしていただいて、これ以上もう質問をしませんが。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 私も、このような時代になりまして、言うならば財政的な問題でこのような文化財といいましょうか、歴史的遺産をどうこうというのは非常に忍びない思いでございます。ただ、今までは財政的なものの裏づけがあって、そして今後どう、保存するとしたら保存していこうか、あるいは財政的に負担に耐え切らないからもうここで解体に同意しようかというような、そういうスタンスであったと思いますが、そういうふうなことをずっと突き詰めていきますと、じゃあもし財政的な負担が最小限度で、もしこのものを後世に残すことができたなら、という思いも実はいたしました。しかし、それは私は素人でありまして、そういうことについてそれぞれの学者あるいは技術者等の皆さん方のいろんなアドバイスをいただけたらという思いでございます。 私は申し上げさせていただきたいのは、一度壊せば元に戻らないわけです。やっぱり後顧の憂いを残すことなく、ここでしっかりと論議をして、そしてその結果こうだという一定の方向づけをさせていただきたいという思いでございます。ただ、先ほども申し上げますように、非常に今回の台風によって早急にこのことを結論づけたいということですので、それはもうしばらくお待ちをいただきたいということでございます。 そのようなことで、委員会の皆様方等、議会軽視につながるんじゃないかという御指摘でございますが、そのような配慮が欠けておったということは私も認めさせていただきますが、でもやはり私どもとしてしなければならないこともしっかりしていかなきゃならないという思いもございますので、そのあたりも御理解をいただきたいというふうに思います。 それから、いろんな防護策等につきましても、できるだけ費用がかからないような姿での防護策をすることはできないであろうか等々研究をしておるところでございまして、いろんなお知恵を皆様方からおかしをいただき、あるいは皆様方のいろんな御意見等も十分考慮させていただきながら今後の対応をしたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 吉田議員。
◆10番(吉田耕二君) 町長に1点お伺いいたします。 先ほど同僚議員の御質問の中で、議会に対して非常に軽視をしたことを謝罪されておられましたけども、後ほど厚生委員長の報告でもあるかもしれませんが、シーメイトの中の安全対策につきましては厚生委員会の管轄ということで、この案件に関しましてはかなり議論をさせていただいた記憶がございます。厚生委員会としましても、しっかりその部分をやったわけですので、この案、基本プランに関しましては厚生委員会の中でやってる、そして厚生の中で承認をもらってるという部分をしっかりやはりこの場で言っていただかないと、私たちの厚生委員会としての立場がまたないのかと思っております。そのあたりの審議のこともやはりしっかりと答弁いただきたいと思いますけども、いかがでしょうか。
○議長(大林弘明君) 吉田議員。
◆10番(吉田耕二君) シーメイトの中の安全対策ということに関しましては、厚生委員会の管轄でありますので、この事件といいますか、このことが起きましてから、その安全対策につきましては、いろいろと審議をいたしております。 申しわけありません。ちょっとさっき言葉が過ぎたんで訂正いたしますけども、この案件に関しまして承認ていうことは厚生委員会の方でいたしてはおりませんが、いろいろと審議をしております。そういうことで、行政側からもしっかりと投げかけがあって、担当の厚生委員会としても審議をしてるっていうことをしっかりと御答弁いただきたいと思っております。
○議長(大林弘明君) どちらが答弁されます。 田村参事。
◎
福祉課参事(田村秀一君) お答えいたします。 今、吉田議員の方から、担当委員会の方でいろいろ委員長ほか副委員長も現場の方で現在しております安全対策について、現場の方で見ていただいて納得した上で現在の仮設の仮の安全対策をやっておるわけでございますけど、このあたりも私どもと地域振興課とも連携しながら今やっておりますけど、こちらに提示してあります安全対策の基本プランと若干のそうした分が違ってるのは私も今初めてちょっと見たんですけど、区域が違っているということは今見ておりますので、そこのあたりの横の連絡等が、私の方が福祉課と地域振興課の連携がちょっと足らなかったと今のところは思っておりますけど、現在の安全対策では、私福祉課の方ではその分でいいんではないかというふうに思ってるところでございます。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) 吉田議員。
◆10番(吉田耕二君) NEDOの方に出されてあります文書に関しまして、各専門分野の学識経験者・技術者の協力を得て調査を行う、そして文化遺産としての観点からも検討するというふうに書かれております。私の記憶する限り、こういった形でこの竪坑櫓に対して御意見を述べられたっていうことは過去余りなかったと思っております。私は、やはりこれは費用は別にしましても、世界に3つしかない、また日本に1個しかないという遺産、そういったものをポイントにしながら有効利用できないかという立場の人間でありますので、そういう観点から大変敬意を表するところであります。 ただ、今後議会ですとか住民の皆さんにその真意を問うには、やはり余りにも1年間というのは非常に苦しいのかなという気がいたしております。もともとシーメイトをつくるときに当たりましては、前もって
ジョギングロード等も含めて、NEDOの方にもこの案を提示してるという経緯もあると思います。もちろん担当の方がかわっておられるていうこともあるかもしれませんけども、前もってそういった案件をNEDOの方には出してあるという事実もありますし、それをもって見てないということはあるかもしれませんけども、そういった事実もあるわけですので、そういうこともしっかりとNEDOの方にも申し入れされまして、またNEDOも現在持ち主として地域の住民の皆さんの真意を問うという、そういった責任も若干でもあると思いますので、1年という猶予を少しでも2年3年と延ばしていけるように、またこれからもしっかりと交渉をしていただきたいと思います。答弁は要りません。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 吉住議員。
◆4番(吉住龍太郎君) 町長の町政報告の議題として取り上げられたにもかかわらず、今12月議会において15名の一般質問が出され、15名の一般質問する中で5名がこの竪坑のことについてまた取り上げております。これは議員諸氏の関心の高さ、また町民の皆さんの関心の高さのあらわれだと思っております。 そして、今さっき町長の町政報告の中でちょっと気になったんですけど、NEDOの要請にこたえるために、そういう言い方されたんですよ。これはNEDOの要請にこたえるためじゃなくて、町の安全のためにというものが本当でありますし、またこの1年間では回答ができないということをしきりに言ってありますが、去年私が初めて議員になりまして、志鉱跡地委員会のメンバーとして入らせてもらいまして、もう1年8カ月やってるんですよ、毎月毎月。これ1年間できないて、今まで我々何のためにやってきたんですか、じゃあ。町長も何回も招いて、町長はどんな、こういう志鉱跡地委員会ではこんな考えも持っておりますがどうですかて、何回も聞いたじゃないですか。それを今さら1年間じゃできないというのは不思議でならんとですよ。1年、その前は、この
志鉱跡地対策特別委員会というのは平成7年6月にできとるんでしょ。それから全然この竪坑に対しての論議はあってなかったんですかね。答弁お願いします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 第1点目のNEDOの要請に云々という御質問がございましたが、私どもの方から意見を申し上げましたので、そのことに対してNEDOから回答がございました。そのことをとらえて私がNEDOの要請というようなふうに言ったんだと思いますが、言いますならば安全対策等について非常に危惧をしておるという、そのあたりも含めてNEDOといろんなすり合わせをしていかなきゃならないというように申し上げたと思います。 それから、今まで長い間この竪坑問題については調査研究しておきながら、いまだにまだその結論が出ないのかと、1年ぐらいででも出ないのかという御指摘でございますけども、これはやはり言うならば私どもあるいは議会の皆様方とだけであれば、それは結論は1年もあれば出るんじゃないかなという気がいたします。しかし、これは先ほども申し上げましたように学者あるいは技術者等の皆さんも含め、そういう調査研究をしてもらうということになりましたら、なかなかそう簡単に結論は出ないんじゃないかというように思います。それをまた先ほども申し上げましたように、町民の皆さんに提案をして、そしていろんな意見を聞きたいということになりますと、どのような方法にするかにもよると思いますけども、なかなか町民の合意形成あるいはそういう説明責任を果たすというところまでにはどれぐらいの時間がかかるであろうかというような思いをいたしております。そのようなことから、かなりの年数を期間を要するんだというような判断をいたしております。 それから、御指摘のように志鉱跡地の特別委員会の皆様方には、このことについていろんな勉強をしていただいてますし、また炭鉱の遺跡あるいはそういう資料等についての勉強もしていただいてます。今までは、過去の長い歴史の中から言いますならば解体ありきで来ておったんじゃないかと思います。そして、あとの用地をどのように利活用しようかと来ておったのが、これは前議会でも、その前にも申し上げたと思いますが、扇風機坑口の上に赤坂・ナラガ元線の道路を通しました。そのときに、扇風機坑口を崩しかかったときに、非常にそういう遺跡あるいは歴史的な、あるいは文化財的な観点に造詣の深い皆様方からいろんな御指摘を受けました。ましていわんやマスコミの皆さん方からもいろんな取材を受けました。そのようなことから、竪坑櫓というのはそう簡単に解体ありきということじゃいかないのじゃないかという思いで今日まで私も参りました。その経過の途中では、NEDOとの交渉の中では、もう大抵で片づけましょうやというお話もございましたが、状況がずっと変わってきたわけでございまして、解体ありきではいけない、保存するのか解体するのかについてよく
コンセンサスを得る必要があるという、そういう時代の流れがバックボーンとしてあるわけですので、そこで簡単に結論を出すということがいかがなものかと、そういう思いをいたしておるところでございます。どうぞよろしく御理解賜りますようにお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 吉住議員。
◆4番(吉住龍太郎君) 2点目として、今までだったら
志鉱跡地特別委員会で協議したこと、また竪坑がこうなりましたああなりました、
地域振興課長に、NEDOに行ってからどげんかしてもらってこいよて言いよりましたよね。余りNEDOは言うこと聞かんやったと思います。ほとんどしてないと思います。だけど、これから先1年という期限をつけられた以上、もうこれ書いてあるとおり、また志免町でやってくださいと。今年でも台風が16号、18号でやられたときに、すぐNEDOに対してこういう危ない
ジョギングロードとかの問題もありますし、上に網なんかかぶせて、同僚議員の佐藤議員が今さっき言われましたとおり、もう早く網か何かかぶせて、とにかく安全対策どうにかしてもらったらどうかって、それを提言したけど、結局何もなかったですね。だから、今から先、これを1年っていうNEDOが言ってきたのを、またこれを2年、3年延ばすということは、志免町の負担ですね、これから先、がふえてくると思うんですが、どんなもんですか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 先ほど佐藤議員の質問にもお答えをいたしましたが、NEDOに対して何か防護策、つまりネット等を施工してほしいというのは、私は直接NEDOに行ってそのことをお話をいたしました。しかし、NEDOとしては、御存じのとおりだと思いますが、言うならばそういう費用負担はできないんだというかたくなな意向があります。そのようなことから、ネットをということについては理解を得られませんでした。 それから、こうして長引くことによって費用負担がかさむじゃないかというような御指摘でございますけども、私もそうは思います。でも、今までの長い歴史かかってますので、もう言うなら、もう最終局面だと思います。この一、二、三年の間にやっぱりどうするのかという方向性を出すというところまで来ておりますので、最後の言うなら選択の期間ではないかと思いますので、そのあたりは御理解を賜りたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) 吉住議員。
◆4番(吉住龍太郎君) 最後にもう一つお尋ねします。 志免鉱の炭鉱ができまして、昭和18年に竪坑櫓ができてます。現在昭和に直しますと79年ですね、もう60年たってます。町長は、コンクリートの耐用年数は何年だと思われますか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 私の知るところでは五、六十年だというふうに認識をいたしております。
○議長(大林弘明君) 野上議員。
◆15番(野上順子君) 町長の町政報告にお聞きをしたいと思います。 今まで多くの方たちがこの竪坑櫓について一般質問をしてまりいました。その中で、町長は常にNEDOの持ち物であって志免町一つで答えることはできないということで、この竪坑櫓については正解な答えをもらえることがなかったんですけれど、今回先ほどの町長のお話の中に、大変文化財としての観点という言葉等をもって、町長が前向きに解体ありきではなく、真剣に今回はこの問題を対応していってくださってるんだなということが私には伝わってきました。ぜひ町民に今から回って、いろいろいろんな場で聞いていかれると思いますけれど、その中ではぜひ解体ありきではなく、本当にどう必要なのかということの思いも聞いていただきたいと思っております。 1点目に、町長の方は3年執行猶予をいただきたいということですけれど、きのう来ました書類によりましては、もう1年しかしないということで、先ほども出てましたけれど、再度お伺いしたいんですけれど、町長は3年ということをもう一回NEDOに訴えていかれるのか、それとももうNEDOが1年ということで来ている以上は、1年の以内にこの物事をされていくのか、そのことによってやはりやっていき方っていうのはあると思うんで、そこを1点お伺いしたいのと、もう一点は厚生委員会の中でもこの安全対策については十分やってまいりました。責任がどこにあるのか、もし落ちてきてけがでもしたら責任はどこにあるのかって、NEDOにあるのか、町にあるのかというよりも、やはりここでけが人が出たりとかということが絶対あってはならないわけですので、早急にこの安全対策はとるべきじゃないかということを言っておるところですけれど、先ほども出てますようにいまだにされてない。そして、今回の中では、安全対策をとるということですけれど、こういういろんな諸問題が片づいて初めてとられるのか、それとももうこの議会が終わってみんなの意見がとれるなら、この安全対策については早急に取り組んでいかれるのか、その2点をお伺いをいたします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 1年から3年、言うなら私どもは3年と申し上げてましたら、NEDOが1年ということですので、先ほど町政報告でもいたしましたように、今後も粘り強く交渉してまいりたいというように思います。 それから、第2点目の責任問題あるいは安全対策についてでございますけども、これは言うならば、その期間がどうなるかによってどのような安全対策をするのかということにもつながってくるわけです。言うなら、もう決裂をして、じゃもう勝手にしなさいと、私の方知りませんと、もうNEDOのものですからおたくのいいようにと言えば、そりゃもう安全対策も私はNEDOにしてもらわなきゃならないんじゃないかと思いますが、でもやはり言うならば、NEDOといろんな面を協調してやっていくという中では、先ほども申し上げましたが、費用負担等についても、NEDOにも一部の負担がお願いできないだろうかというようなことも含めて交渉していきたいというふうに思います。 いずれにいたしましても、きのう文章が来たばっかりで全然お話もしておりませんので、今後皆様方のいろんな御意見等も踏まえながら交渉してまいりたいというふうに思います。 また、いろんな委員会、言うならば
志鉱跡地特別委員会の皆様方にも報告をしなきゃならないと思いますので、そういうこと、それからシーメイトの関係では厚生委員会の関係もあると思いますので、それぞれの所管の皆様方にこういう経過でございますというような経過を説明させていただきたい、そして今後の交渉等についても方向性についても御説明をさせていただきたいというように思います。
○議長(大林弘明君) 西川議員。
◆8番(西川蓉子君) 先ほどから同僚議員からいろいろな質問が出ておりますので、それには触れませんが、私も厚生委員会の一員でございますが、先ほどの田村参事の答弁では、シーメイト内だけの安全対策について答弁されました。町長、周辺住民への配慮が全くなってない。一事が万事、せめて行政の職員たる者は、周辺住民の危険なこととかいろいろなことに配慮を、それを一言も今報告されていない。そして、住民の意見、
コンセンサスをとりたいとか、おかしい、本当におかしいですよ。人命尊重をどう思われますか。それが一番なんですよ。費用の面とかその前に、恐らく事故とか起きたら、自動車保険のように保険を掛けられるかもわかりませんが、それは一般生活上の保険であって、私はやはり志鉱跡地が安全対策をしっかりしとかないと、受けなくてもいい事故に災害に遭わなくちゃいけない。そして、町長は先ほどから何回も、しばらく猶予をいただきたいとか御理解をいただきたいと報告されますけど、ことしのような異常気象だったら、いつきょうでもあしたでも1年先でも災害が起こらないとも断言できません。そのときに、責任問題、この文章やったりもらったり、一喜一憂して町民は大変迷惑しますよ、こういうことだったら。責任の所在を明確にしないと。もうこれは私は町長の決断です。3年だったら3年、保存だったら保存、本当に町長の決断を仰ぎたいですよ、私は。私が言ってるのは間違いですか。人命が第一でございます。それを間違えないでくださいよ。もしも起きちゃなりませんけれども、もし災害で何かで事故が起こった場合、お金で済む問題じゃないと思いますよ。いとしい家族を、もしものことで何かあったときは、お金ではございません。町長、その辺のところはいかがでしょうか、お願いします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 私も歴史的なあるいは文化的なそういう財産もさることながら、人命にかえる何ものは、もうない、人命には何ものもかえることはできないというように思います。しかし、あるやっぱり許容範囲内の中でこのものを残すのかどうするのか、言うなら物の命を絶つのかつなぐのかというときに、やっぱりしっかりした論議をしなければならないと思います。当然今回の台風によって、今まで予想もしなかった
コンクリート片が降ってきました。実は今までも降っておったかもしれません。でもあんなふうにきれいになって、本当に初めて、あっ、これは大変なことになったという思いが事実でございます。 先ほど周辺住民の云々と言われましたが、ちょっと周辺住民というのが私にはわかりませんが、シーメイトを利用される皆さんというように私なりに解釈いたしますと、そういう皆さん方が不安な思いをされないような方法をもっと整備をしなきゃならない、あるいは先ほども佐藤議員の質問等にもあるいは御指摘にございましたように、竪坑の下で日陰であって涼しいからここで弁当食べようっていうおばあちゃんがおられた、あるいは子どもがちょろちょろと入っていくというような環境でしかまだ整備ができておりません。そういうところを早く整備をしなきゃならないという思いもございます。 しかし、これは持ち物はNEDOのものなんです。NEDOさん、あなた方は、やっぱり我々もこれだけ言うならば迷惑もしておりますので、何とかしていただけないでしょうかというお話もいたしました。それはなぜかといいますと、過去から無償譲渡のお願いをしておるという過去の歴史があるわけでございます。そういう話をさせていただいておるところでございます。 そういうことから、責任問題というのを私は一番強く感じます。しかし、ここでだからといって、じゃ解体というところまでは、私も決断を今できません。言うならば、そういうことも含めて、何かこれを残す方法はないであろうか、残す方法がない、あるいは財政的に耐え切らない、いろんな方法が、もうだめだということになれば、それは最大の安全策であるなくすことがそうかもしれません。でも、そこに至るまでは、できるだけの努力をして、それがかなわないときにはそうなるかもしれない。でもそれは1年ではできません。せめて3年ぐらい欲しいという思いでございまして、ただ私は残す、残さないというのを、今私が申し上げることがいいかどうか、私はそのように判断をいたしております。言うならば、そういうことをまだまだ私も勉強したいことがたくさんあります。今までの知恵、知識だけぐらいで残す、残さないという結論は、私自身がまだそこまでは抗弁できません。ということは、先ほどから申し上げます皆さん方のいろんなことを再度調査研究していただいて、そしてそのことによって方法としたらこういうことがあるな、いややっぱりそれもだめだな、財政的な負担はどうだな、そりゃ昨年の12月にも、再度いろんな費用等についても再調査をすると申し上げておりました。実は、いろいろ町にとっていろんな大きな事業がございまして、そこまでいっておりませんでしたけども、でも今からの3年間という間にそれを凝縮をさせたらと、そういう思いでございます。危険というのと裏腹でして、本当にそういう危険を感じながら、あるいは責任を感じながら、このことを進めていかなきゃならない、そういう思いをいたしております。
○議長(大林弘明君) 西川議員。
◆8番(西川蓉子君) 町長に再度確認します。 災害が起きた、事故が起きた、こういう場合、この文章では、志免町さんにお願いしますっていうような文面になっておりますが、これは志免町で責任を持たれるのか、NEDOに1年間はNEDOに持ってもらうのか、町長のお考えをお聞きしたいと思います。
○議長(大林弘明君) 吉原助役。
◎助役(吉原清光君) 責任問題についての御質問ですけれども、これはまず1回目のやりとりというふうなことで、この文章的には、文章としては、かなり決定づけたような書き方にはなっておりますが、先ほどから町長が申しますように、粘り強くこの内容についても情報を引き出したいというふうな考え方を申し上げました。そういったことから、責任問題についても所有者責任あるいは周辺を町が
払い下げ申請している道義的な問題もございましょうから、そういった意味での責任、そういうところについてどのように解決を図っていくか、そういうこれからの交渉でございますので、できるだけ全面的に町が責任を負うということでないような、そういう要請もしていきたいというふうに考えております。
○議長(大林弘明君) 西川議員。
◆8番(西川蓉子君) 助役の答弁は、もう本当にどっちでもとれる答弁でございます。やっぱりほかのことよりも、保存、解体の前に、もしもっていうことを想定して、この件につきやはり解体か保存かという前に、責任の所在をはっきりしておかないと、事が起こってからでは私は遅いと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) そういうことを考えて、NEDOの方では管理者責任を志免町でとってくださいというように言っているんじゃないかと思います。しかし、その裏には、所有者責任としても今は見えませんけれどもあるんじゃないかなというようにも思います。そのような危険負担をしていくのであるから、3年というのは長いですね、1年にしてくれませんかと、私どもも夜眠れない日が続くんですよと、そういうふうに私は私で聞こえるわけです。でも私も先ほど西川議員が言われますように、本当に住民の安全ということを考えますと、そりゃ早くそういうものを危険の根源を取り除いた方がいいんじゃないかと思いますけども、でも物が物でございますので、そこのところをしっかりと論議をしたい。もちろん危険負担がございますが、そういう危険に及ばない範囲内の防護策をとる、いろんな法的な対応もとるというようなことで、その3年間程度をしのげないだろうかという思いをいたしております。それも先ほども助役が申し上げましたように、今後もNEDOと協議をしていきたいと思います。しかし、NEDOの方もかなり強い姿勢で臨まれると思いますので、どこまで踏み込めるか。私も上京するたんびとは申しませんが、NEDOにも相当足を運びました。つい最近も行ってきたわけですが、非常に厳しいスタンスでございます。 そのようなことから、どこまで私どもの思いが通じるのか、言うなら私はNEDOには、こういうものは国で管理し保存する責任があるのじゃないかということも申し上げてきました。小さな町、村でこんなものを保存できますかって、しかもこれは今までの日本の産業の、あるいは日本の経済の、あるいは日本の発展に寄与してきたそういうものですよと。そりゃまだ60年しかたってない、80年しかたってない、問題ないですよ。今から100年たてば160年になるわけですから、そういう過程のものを、それを町村に押しつけるというのはいかがなものかというような議論も、私はNEDOではしておるところでございます。しかし、NEDOとしては、そういういろんなものを整理をしたいという意味もございますので、そこのところを何とかいい手だてはないものかという思いをいまだにいたしております。
○議長(大林弘明君) いいですか。 西川議員。
◆8番(西川蓉子君) 今町長がおっしゃいましたように、物が物ですから、早急な対応策、人命救助に対する早急な対応策をこれを至急やっていただきたいと思います。
○議長(大林弘明君) 答弁要りませんね。 牛房議員。
◆6番(牛房良嗣君) 町長に1つだけお願い、これは結論じゃなくてお願いしたいんですが、今ずっといろいろ聞いておりまして、例えば構造上の問題だとかあるいは技術上の問題、費用の問題とか、保存する場合、いろいろなそういういろいろなものが条件があるわけでございますが、私どもには論議をしなさいとか、話し合いをしなさいとか、皆さん方の意見を聞きますとかという、町長はいっつもおっしゃるんですが、私どもにはそういう論議をするとか調査をするとか考えるとか、そういう資料が一切ないんですよね。私は、一番持っておいでになるのは、町長であり行政なんです、これは実を言いますと。したがって、やっぱり町長は、おれは工事したいと、特に緊急な事態でございます。大勢の人の意見を聞くのも大事ですが、私は行政の持ってる資料、それからまた今まで培われたいろんな資料とかそういうものも過去あると思います。それである程度決まったら、町長、おれは工事をしたいということをやっぱり私は町民なり外部の人に示してもらえると、それに基づいて我々が論議するんだったらいいけど、今論議せえって言うたって、こりゃ百家争鳴と言いまして、あっちからこっちからわあわあ言ってくる。だから、私はここで一番大事なことは、1年とか2年とか3年じゃなくて、町長が今持っておいでの中で、今おれはこうしたいという町長の決断が、私はこの竪坑櫓のこの問題の解決の糸口であるということを申し上げたいと思います。御所見あれば、ちょっと町長。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) これは私は、自分の意思表示をしないと言いながらも感じておられるんじゃないかと思いますけども、私は解体派であれば、はい、解体というように今言うならばこの機を逃さず私はどうぞ御自由にと申し上げるんです。 しかし、先ほどから申し上げておりますように、一度解体したものは元に戻らないわけですから、解体か解体でないのか、言うならば何とか保存する方法はないのか、今までの保存という観点からは、財政的な負担に耐え切れないというように私も認識をいたしておりましたが、じゃその財政的な負担を及ぼさないで何とか残す方法はないであろうかということも、実はこれずっと勉強してくる中に感ずるところがございます。そういうところを私は先ほども申し上げましたように素人ですので、そういう専門家の皆さんに打診を、いろんな面で言うならば御相談をし意見をいただいて、そしてこういう方法ならよかろう、残り得るんじゃないかというようなことになれば、それをぜひ皆様方に提言をさせていただきたいと、そのように思います。
○議長(大林弘明君) 牛房議員。
◆6番(牛房良嗣君) よくわかりました。 私は、私ども別に今町長にイエスか、白か黒かと言ってるわけじゃありません。やっぱり町長の思いっていうのは、私どもの思いと同じなんです。竪坑っていうのは、やっぱり歴史的な価値があるかどうかわかりませんが、やっぱり志免町にとったらやっぱりあの櫓は残しておきたいというのが、年配者の人たちの、もうほとんどの方がそう思っておいでになることだと思います。 しかし、それはいろいろな条件があるわけでございまして、そういう条件をやっぱりみんなに示してもらいたいと、番屋を解体する前に、こういうことでもう全部は不可能だと、じゃそれにかわるものとして何かあるかと、あるかもしれませんし、また残す場合だったらこういう条件の場合、あるいは国から県からいろいろな、あるいは一般、パブリックのいろいろな支援とかそういうものを含めてこれを残していくという方法だって幾らでもあると思いますが、そういう条件的なものを掲示しながらやっぱり幾つかの案を出していただいたら、私どもも非常に論議のやりやすいんじゃないかなと、結論も出しやすいんじゃないかなと、こういうようなことで、やっぱその辺の色を行政が早く出してもらうということをひとつお願いしておきたいと思います。回答要りません。
○議長(大林弘明君) 答弁要りませんね。 ほかにありませんか。 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 一応私の意見を述べさせていただきますけれども、私は九州産業考古学会のシンポジウムを2回ほど参加いたしまして、この竪坑櫓の産業遺産としての価値っていうのを認識しております。町長が何度も言われましたように、解体っていうのはすぐできますけれども、再び同じものをつくるっていうことはできないと思うんですね。それで、私は基本的にはそういうふうに、できたら保存できるものなら保存していただきたいというふうに思っているんですけれども、今回の台風によって剥離したコンクリート破片をじかに見ました。コンクリート、一番大きいものは、手のひら大の破片が落ちてきてるわけですね。そうしたら、やっぱり今回は安全対策っていうことですけれども、この町政報告の中身がですね。安全対策を一番、もう安全っていうことだけを考えたら、安全イコール私は解体だというふうに思っているんですよ。だから、ああいう破片をNEDOの方に突きつけられたら、どこだって相手は、もうやっぱり人命尊重の観点から解体しますっていうふうなことを言われるのが普通の常識だというふうに思っています。 それで、私の質問になりますけれども、私も保存してもらいたいっていうふうに、基本的にはそういうふうに思ってるんですけど、今まで先ほど牛房議員の方からデータとか資料とかというような話も出ましたけれども、私たちに今提示されてる資料とかデータは、保存に3億6,000万円かかるというデータですね、そういうデータしかないわけです、提示されてないんですね。それで、以前志鉱跡地委員会の方で再調査をお願いしたいと、新聞報道によると、住民サイドで調査したら、その金額ではないというようなそういう報道もあってましたので、再調査していただきたいというふうな意見を出しました。それに対してのそちらの方の答えは、あれはもう多大な費用をかけて調査してるので、あれがあくまで根拠となる資料ですよっていうふうに言われたんですね。そういうことになると、私もやっぱり3億6,000万円かけて保存して、確かに歴史的価値イコールお金ではない問題はありますよ。ですけれども、これだけ財政問題が厳しい状況の中で、果たして3億6,000万円出せるのかっていうのがあると思うんですよ。 それで、確認したいんですけれども、これからいろいろと技術者とかの方たちの協力を得てっていうふうに言われてますけれども、結局再調査をされるということになるわけですか。それと、住民の方たちに意見を聞くというふうにおっしゃいますけれども、それは再調査した資料を添えて、それで住民の意見を聞かれるのか、確認をさせていただきます。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 過去に行いました調査等については3億6,000万円、それは言うならば今の竪坑の姿をとどめないくらいに鋼板で覆い、ブレスを入れ耐震構造で補強するという前提じゃないかと思います。しかし、そうした場合には、竪坑のイメージからして、あるいはいろんな思いも含めて、本当にそれでいいのであろうかと、それから財政的には3億6,000万円というのは非常にその負担に耐えれない。そのようなことから、この1年間いろんな思いをしてまいりましたけども、そういう中で例えば見守りながら保存をするというようなことはできないだろうか、言うならば安全なエリアをとって、そしてそこの中で保存する。これは広島の原爆ドームがそのような方法をとってあると思います。ただその中には、樹脂で固めてあるとか、あるいは補強してあるとか、非常に大きな費用もかかっておるようでございますが、竪坑の場合に、例えばそういう安全なゾーンをつくって見守りながら保存するということはできないだろうか、これについての言うならば専門家の御意見等を伺いたいと、そのような思いもございます。 そのほかにもまだ方法があるかもしれません。ただ鋼板で囲ったり、ブレスを入れたりすることだけじゃない保存の仕方がほかにもあるんじゃないかなと、そういう知恵も含めて、ここで解体をするかどうかというときになれば、最後のそういう決断を得るための調査研究をする責任が私はあるんじゃないかというように思います。よろしゅうございましょうか。 (「その資料をもとにして住民に説明する」と呼ぶ者あり) それから、そのようなことを私どもが踏まえて、先ほど牛房議員からお話がございましたように、今の段階ではああだ、こうだということははっきりは言い切りませんが、そういうことを踏まえて自信がついたら、このようにしたいんですがという案をもって町民の皆様方あるいは皆様方にこのようにしたいんですというお話をさせていただきたいと。その中からいろんな御意見が出てきましょう。そういうことも加味できる部分があれば加味をしながら最後の最終案にまとめれば、あるいはひょっとしたらそんなことはだめじゃないかということになるかもしれません。あるいは、そのことが最終案になるかもしれません。そういう最終的ないろんな勉強をしたい、あるいは住民の皆様方の御意見を聞きたい、方向性について皆様方に問いたいという思いでございます。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 再調査するということに理解したらいいのかなっていうふうに思いましたけれども、それでお金にこだわるわけではありませんけれども、例えば町長が今言われたように、原爆ドームみたいにしてそういう形で保存した場合に、例えば5,000万円だというふうに出て、それをもって町民の方に意見を聞かれたときに、そうしたら町民の方たちがそれぐらいやったらよかろうということで、例えばそういう意見が大勢を占めたとしますよね。そうしましたら、最終判断は町長だというふうに思いますけれども、もちろん町民の意見を聞いていただきたいというふうに思うんですけれども、そういう場合、結局町民の方がそういうふうな意見が大勢を占めたら保存をされるということになるわけですかね。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) まず、案を示すということでございますので、その案をつくるまでにいろんな先ほどから何度も申し上げます皆さん方の知恵を結集していただいて案ができるかどうか。ひょっとしたら、いや、そんなことはできないよと言われるかもしれません。ああそういう方法があるならば、こういうふうなことではいかがでしょうかという提案があるかもしれません。そういう判断を私どもにいただいて、そしてそれをもって、さらに皆様方からさらなる色づけをしていただけたらというふうに思います。
○議長(大林弘明君) よろしゅうございますか。 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 志鉱跡地委員会で今回視察に行きまして、宇部石炭記念館に行かせていただきましたけれども、それで私が一番印象に残ったのは、あれの保存運動の中で県とか市とか及び石炭関係者を初め多くの市民の方たちが、あれの保存をするに当たって総力を挙げて寄附金を出してあるんですね。それが表示してあったんですけれども、それくらいの盛り上がりの中で保存が行われております。 だから、もし私が住民運動のリーダーだったら、私も同じことをすると思うんですよ。だから、町民の方たちも残すということに、そういう思いがあるんだったら、そういう運動を私はしていってほしいなというふうに思うんですよ。だから、そこら辺のところの町長はどういうふうに思われるのか。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。町政報告の趣旨からはずれています。「竪抗櫓周辺の安全対策について」です。
◆3番(丸山真智子君) いいですか。さっき申し上げたように、安全対策っていうのは結局解体か保存かになるわけですよ。だから、いいですか。私は安全対策イコール解体か保存かっていうふうに思っているわけですね。だから、この質問をしてるんですよ。
○議長(大林弘明君) 答弁しますか。 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 一般質問も出ておりますので、わかりました。
○議長(大林弘明君) ほかにないようですので、これで質疑を終わります。
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△日程第4
議会運営委員長報告及び質疑
○議長(大林弘明君) 日程第4、
議会運営委員長報告及び質疑を議題とします。 佐藤議会運営委員長。
◎議会運営委員長(佐藤哮君)
議会運営委員会の報告をいたします。 12月6日、12月議会に向けて
議会運営委員会を開催をいたしましたので、その経過について御報告をいたします。 会期につきましては、先ほど議長の提案どおりであります。 一般質問につきましては、15名より質問通告がされておりますので、12月13日、14日、15日の3日間といたしております。 請願につきましては、志免町における
手話通訳設置事業及び
手話通訳派遣事業の新設に関する請願が1件、患者負担をやめ、難病対策・医療制度の充実を求める請願が1件、それぞれ提出されるようになっております。 また、意見書につきましては、最終日に提案をされます。なお、最終日までに案文については各議員に配付をすることといたしております。 また、今議会に提案をされます第68号議案から第100号議案までの33議案につきましては、合併に伴う変更議案であり、本日の本会議で採決をお願いをすることといたしております。 その他の件について御報告を申し上げます。 一般質問につきましては、引き続き試行的に本12月議会45分の持ち時間で行うことといたします。前提は1問1答方式であり、9月議会で持ち時間30分で行いましたけれども、時間が気になり過ぎるとの意見や、質問に時間がかかり過ぎ、十分な答弁を引き出すことができなかったなど議運で協議もあり、その結果今12月議会は持ち時間45分とし、9月議会同様最高時間の設定を行わないことといたしております。 次に、予算決算につきましては、9月議会で報告をいたしましたとおり、平成17年3月議会は建設委員会に委員長、副委員長を選出をしていただき、全員による特別委員会で予算審査をすることといたしておりますので、この3月議会後一般質問の件と予算決算のあり方については議運で協議をして決定をすることといたしております。 また、12月号の議会だよりにつきましては、編集について建設委員会が担当することとなっておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 以上で報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 9番古庄議員。
◆9番(
古庄信一郎君) 今回多分志免町議会始まって以来の15名の一般質問ということで、そりゃ大変予期できない事態であったのかもしれませんけれども、昨年も12月議会は多分年度末に大変行政側にも負担をかけるということで、12月最初の週からスタートするということを私たちも理解しとったんですが、今度はまた第2週ということで、そうしましてこういう15名の一般質問が出たときに、非常に本議会が中どういうふうになっていくのか、最終日前の委員会の最後の考察も半日しかないというふうな状態でございます。そのあたり議運の中でどのようにお話になったのか、今後またどういうふうな方針でいかれるのかお伺いをしたいと思います。
○議長(大林弘明君) 佐藤議運委員長。
◎議会運営委員長(佐藤哮君) 日程は
議会運営委員会で決定をすることといたしておりますけれども、1つは今議会15名から成る一般質問が提出をされておりますが、最高上限をやらないということにしておりますので、9月議会の例でいきますと、30分持ち時間で2時間ちょっとの時間もかかられた議員もおられましたが、基本的には時間延長してでも13、14、15の3日間と一般質問についてはしようということで、あと先ほど申し上げましたように、議案関係一括審査ができるもんもありますので、そういうことも踏まえ協議をした結果、23日が祭日ですけれども、22日までには日程的に上がるのではないかなという検討の中で、本日10日の開会で22日閉会ということで決定をしております。なお、この金曜日の本会議そして土、日を挟んで現町長になって月、火、水というのが一般質問に定着しておるような形になっておるわけですけれども、17年3月議会からこのようにまた行っていくのかどうかというのは議運でも協議をし、議長の方からもいわゆる土、日を執行部の一般質問勉強会みたいなことに充てられておりますけれども、例えば月曜日開会をして連日続行して議会が行われる形もいわば検討しながらとっていくべきではないかなというふうに協議も始めておりますので、そういうことも踏まえてこの12月議会を一つの契機として、来3月の定例本会議の日程等も議運で協議をしてまいりたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(
古庄信一郎君) 先ほどの議運の御報告の中で、今の点お述べになりませんでしたので、ちょっと質問したいと思いますけども、その前に先ほど私紹介しました。昨年まで12月の第1週からいこうということを議会の中で同意を求められて、それはその年度末に、つまり23、24とか、あるときは27日とか、そういうぎりぎりまでいくことがいかがなものかということで、議会側も了承して12月の第1週目からやろうじゃないかということになったのが、今度はまた10日ということになったと。このあたりが、そのときそのときによってこういうふうに変わっていくのかというような部分についてちょっとお伺いしたかったんですが。 それともう一つ、多分議運の中でやられたと思うんですが、例えば町政報告のあり方、これは大変いいことですので、私は引き続きやっていただかなきゃいかん、しかし一般質問の通告を私どもはこれだけ具体的に列記をしなさいということで出しました。しかし、町政報告がもしできることであるならば、もう少し議会側の通告と同じような、そこまでいかなくとも出していただければ、また今回のような一般質問の重複部分が少しはまた改善できるかなと、このあたりをぜひひとつまた御検討いただきたいし、そのあたりはやられたんだろうと思いますが、そのことと、もう一点、先ほど17年3月議会から土、日を外すということですが、私はこういうものを変えていくには、やはり一つの理由がないといけないと思うんですね。単なるその変革ではなくて、この場合、やはり議員の私どもも土、日で勉強する時間があるだろうと、ましてやその町政報告がどういうものが出てくるかわからん、議案がどういうもの出てくるかわからん、このごろ大分早くなりましたけど、そういう部分、行政側もそうだと。じゃそれをなぜ月曜日から連続しなきゃいけないかという議論をされる理由がどこにあるのかなという私は思うんですね。やっぱりそういうものを明確にしながらやっていかれるべきではないかと思いますけども、この2点ちょっとお伺いいたします。
○議長(大林弘明君) 佐藤議運委員長。
◎議会運営委員長(佐藤哮君) 今言われますように、議会の期日の短縮というのは当然図らなければならないわけですが、1点目の週明けから連続してというのは、今議会の例をとらせていただきますが、きょうは10日ですけれども、本来5日なりですね、週明けの月曜から本会議が開かれて開催されれば、当然12月22日までいくわけはないわけですから、そういう部分についての議会の開会の短縮といいますか、こういうのは議会側も努力をしなきゃならんと思いますが、ただ単にやっぱり議会が短かかればいいというものでもないというふうに思っておりますし、一般質問また議案の関係、それからそれぞれ付託されます各常任委員会でのそういう条例案もありますので、できるだけ努力をして今議会はこの期日でいかがかなっていうことで決定をいたしました。議会その都度その都度いろいろ条件が重なってまいりますので、その都度
議会運営委員会で日にち等検討しながら決定をしておるわけですので、この点は御理解をいただきたいと思います。 あわせて町政報告に対する質疑のことも言われましたけれども、この志免町議会、伝統的に町政報告に対する質疑が許されておるわけですが、この近郊、糟屋郡、古賀、新宮も入れますと、町政報告に対する質疑はどの町もあっておりません。それで、極端に言えば、これは議運で協議も何もまだ始めておりませんが、町政報告は大事なことでありますので、私どももしてもらわなくちゃならんと思いますが、町政報告に対する質疑を受けることが、先ほど言われましたように一般質問との兼ね合いで、9月議会から町政報告の報告議題を早目に議員の皆さんのお手元に配付をしているわけですが、その後の一般質問の締め切りの中に今日もなお一般質問の中で町政報告とダブる項目が入っておるわけですが、今議会もこの竪坑周辺の対策に絡めてということではないと思いますけども、約5名近くの方が竪坑櫓の問題の質問書を出しておられます。こういう部分では、議会、角度が違うわけですから、質問の中身はそれぞれ議員の皆さん精査をしておられると思いますが、町政報告の中身とできるだけダブらないような形の一般質問をということで要請をして、まずそういう町政報告の骨子を早目に議員の皆さんに出させていただくようにしたわけですが、これも先ほど言われますように、この町政報告のあり方も含めて、行政側と議会側との協議というものもする時期に来ているのかなというふうに。これも議会の変革を含めて行われなければ意味がないわけですので、そういう後ろ向きになることではなくて、議会前進のためにそういう事柄が協議ができればなというのを感じておりますので、今後そういう協議は議運で続けていきたいと思います。 以上です。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ほかにないようですので、ただいまから休憩に入ります。 再開は13時とします。
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~~~~~~~~ 休憩 午前11時52分 再開 午後1時00分
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○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
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△日程第5
総務文教常任委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第5、
総務文教常任委員長報告及び質疑(
継続審査分)を議題とします。 大西総務文教委員長。
◎総務文教常任委員長(大西勇君) 閉会中の総務文教委員会に付託されました案件について審査の報告をいたします。 学校教育と運営について、まず2学期制について報告いたします。 本町では、昨年度の志免西小学校の試行を受けて、町内の全小・中学校で2学期制を試行しておりますが、2学期制検討委員会においては、昨年の答申やアンケート調査における問題点と対応策について、今回各学校の児童・生徒、保護者、教職員から意識調査を行い、特に2学期制の特色が強い夏休み前後及び秋休みに絞って調査をしたということです。 内容としまして、学習については、夏休み直前の教育活動の創意工夫と学習意欲の変化について、夏休みについては、夏休みの課題と夏休み中、夏休み後の意欲の変化について、評価については、通知表に変わる評価方法の工夫と通知表の内容の充実、秋休みについては、秋休みの意義、位置についての4つの観点についてアンケート調査を行ったとの報告を受けました。 まず、この4点についての学習についてでは、夏休みの課題設定による課題に対する意識の変化と、夏休み後への学習意欲の継続性を中心に調査した結果、小学生においては、まず夏休みの課題設定や課題への意欲ということについて高まった、やや高まったという点では、教師66%、変わらない34%、保護者については高まった、やや高まったという点について20%、変わらないが70%、児童については、夏休みの課題設定について課題を持てた、やや持てたという点では69%、変わらないは23%。夏休み明けの学習や学校生活への意欲の継続については、高まった、やや高まったという点では児童64%、教師55%、保護者20%。 中学校において夏休み明けの課題設定や課題への意欲の変化についてでありますが、夏休みの課題設定については、生徒、持てた、やや持てたという点では36%、変わらない53%。課題への意欲については、高まった、やや高まったという点で、教師5%、保護者19%、変わらないは教師91%、保護者73%。夏休み明けの学習、学校生活への意欲について高まった、やや高まったという点では生徒19%、教師13%、保護者18%、変わらないが生徒59%、教師80%、保護者76%。 3番の評価についてですが、小学校において通知表に変わる評価方法として行った個人面談の充実について調査を行った結果、できた、ややできたという点では教師75%、保護者69%。通知表の内容の充実について、伝わった、やや伝わったという点では、児童64%、教師53%、保護者49%。 中学校において教育相談の充実ということについては、できた、ややできたという点では教師56%、保護者41%。夏休みを利用した通知表の内容の充実ということでは、伝わった、やや伝わったという点で生徒37%、教師46%、保護者37%、普通は生徒43%、教師44%、保護者48%。 秋休みについて、秋休みの意義や位置づけについて中心に調査した結果、小学校では、よかった、ややよかったという点では児童69%、教師57%、保護者23%、中学校では、よかった、ややよかったという点では生徒39%、教師58%、保護者14%などとなっております。 また、保護者に対して2学期制全般についての意見の調査も行っておりますが、小学校の意見としては秋休みについての意見が多く、共働きにはきつい、近所の協力も夏休みほど得られない、秋休みの受け皿づくりが必要、よいか悪いか判断しかねる、もう少し時間が必要ということで、中学校においても秋休みを疑問視する意見があり、受験者の親としての不安もありました。反面、部活、進学指導には有効、子どもの自覚を促す機会はもっと欲しいという意見もありました。総務委員会としましても、アンケート調査の結果を分析し審議をしております。 その中で、2学期制の効果についてどのように測定するかという質問に対して、教育という特質から、短期間に、また数値などであらわすことは難しいが、アンケート調査によりそれぞれの変化を2学期制の効果を示す一指標とした。試行半年では明確な効果として言えることはわずかですが、アンケート結果にもあるように、通常、通知表作成のためのテストで多くの時間を使っている夏休み直前まで授業を充実させたり、補充授業を実施したりという学校の努力が児童に伝わりつつある。2学期制最大の目的である児童・生徒に対するわかる授業、できる授業の充実が図られている。また、学期が2分割されることから、従来学期の区切りとなっていた長期休業が学期の途中に組み込まれることになり、学習の継続性を図ることで課題解決の期間とすることができる。反面、日常の学習意欲の向上やその継続性については、保護者側からの変わらないという回答が多く、児童・生徒の姿を通して理解していただく努力をする必要がある。さらに、通知表が1回減ることへの不安については、通知表にかえて行った小学校において個人面談、中学校においては教育相談に対しては、高い評価をいただいたと思っています。ただ、保護者アンケートの秋休みの項目については、マイナス評価が多く、この点については検討する必要があるということでした。 また、昨年の志免西小学校の試行を受けて、各学校はどのように2学期制を試行しているのかという質問に対しては、まず西小学校の試行を受けた2学期制ありきの検討ではなく、また西小のまねをするのではなく、各学校が2学期制の特色を最大限に生かした教育活動を行い、試行を通して成果と課題を見きわめることを大切にしている。試行とはいえ、児童・生徒にとっては二度と戻ってこない貴重な1年間を精いっぱい努力することで、本当の意味での成果や課題の見きわめができる。2学期制として基本的なベースはそろえながらも、各学校とも創意工夫のある教育課程を編成し、その中でそれぞれの独自性も見始めているということです。 当委員会としましては、このアンケート調査の結果や2学期制検討委員会の協議内容も含めて、これからも掘り下げて審議していく予定です。 地域ぐるみの学校安全推進委員会については、前回報告しておりました携帯電話での緊急通信システムの件ですが、11月から町内の小・中学校で、保護者の携帯メールを活用した「eメール学校ネット」の試行を始めております。 従来の連絡は、学校から家庭へ電話をし、それを受けた家はメモをとり、次の家庭へ伝言する連絡方法でしたが、ライフスタイルの変化で不在の家庭も多く、電話の受け継ぎが困難になってきた。一方、どこでも連絡が取れる携帯電話を使ったメールが普及、また今回問題となっている子どもの安全に対して災害や事件、事故といった緊急情報は即座に町教育委員会から各学校に送られ、一斉にメール送信されるということです。町内小・中学校の保護者の多くが携帯を利用しており、基本的にはこれまでの連絡方法と携帯やパソコン等による連絡方法、地域ぐるみの学校安全推進委員会で検討され、先月から試行が始まっております。県内では春日市に次ぐ取り組みということで、来春までには本格運用を目指しているということです。 また、推進委員会の中で、あいさつ運動の強化についても、老人連合会が中心に始められておりますが、あいさつ運動、声かけ運動を広げていくとの報告を受けております。 その他、教育改革の推進ということについて。 学校運営協議会制度による地域運営学校、コミュニティースクールについて。 この制度は地方教育行政組織法の改正により導入された新制度であり、市町村の教育委員会は、所管の公立学校である幼稚園、小学校、中学校、高等学校などに対し、地域住民や保護者らによる学校運営協議会の設置を指定することができるというものです。 新制度発足の背景には、いじめ、不登校、引きこもり、校内暴力、学級崩壊、薬物汚染など、さまざまな問題を抱える教育現場の深刻な現実があり、教育の荒廃は学校だけの問題ではなく、子どもを取り囲む社会の教育力の低下にあります。この問題解決には、学校と家庭と地域が相互に連携し合い、社会全体の教育力を高めていくことが欠かせない。 本町においては学校評議員制度というものがありますが、各学校に四、五名おられますが、これは何の権限も組織力もなく、校長へのアドバイス役的なものでありますが、来年度から制度がスタートする学校運営協議会は、意見を述べるだけにとどまらず、校長が作成する教育課程の編成など学校運営の基本方針を承認する権限を持っている。また、教育委員会に意見を述べる権限を持っており、教育委員会は学校運営協議会の意見を尊重しなければならないと定めてあります。 この学校運営協議会のシステムが機能していけば、ややもすると閉鎖性が指摘されてきた学校が地域に開かれた存在としてよみがえり、地域住民や保護者を初めとした外部の声が学校運営に生かされていくならば、教育の再生、活性化が進展するのは間違いないと思います。 また、地域が一丸となり、よりよい学校づくりに取り組むことによって、地域全体の活性化にもつながっていくということです。 改革は一朝一夕には進みませんが、既に先行して新制度を取り入れ、実践している学校は着実に成果を上げている。また、制度導入を検討している学校は、7月現在では70校以上という報告が文部科学省に報告されていると聞いております。 当委員会としても、評議員制のあり方について前々から議論しておりましたが、今回この学校運営協議会について提言をいたしております。 生涯学習について。 生涯学習館の館長の件につきましては、前回報告しておりましたが、最終的には5名の方が試験を受けられましたが、採用までには至らなかったということです。原因の一つとしては、嘱託においても年齢制限があり、当委員会としては、そこのところは検討する必要があるのではないかと提言しております。執行部としても、その意見を含めて再度検討していくが、今後公募か選任するかは未定ということです。 子ども読書推進基本計画策定については、ワーキンググループを立ち上げ、月2回のペースで会議を行い、それぞれの問題点を出し、状況判断、計画の策定について取りまとめており、12月までに中間報告を出し、ホームページ等も活用して一般の意見を取り入れていくということです。 行財政改革についてでありますが、行財政改革推進委員会が10月26日に4回目の会議があり、当委員会全員で傍聴しました。当日は、佐賀大学の中西先生より事例を含めた特別講演等があっておりました。 執行部としては、できるものから積極的に前倒しでやっていくということで進めておりますが、当委員会としましても、前回出された再構築プランの中で主な取り組みである34項目における改革の方向性、考え方、目標について審議をしております。それについては、当然全課にわたるものであり、各課の行動計画を出してもらい、審議していくようにしております。 その34項目の内容としまして、経常収支比率を80%を超えない水準とする。 町税等の収納率の向上と滞納の解消。受益と負担の確立として、使用料、手数料の見直しを行い、受益を受ける人と受けない人との負担の公平性を図る。 また、無料で実施している各種のサービスについても、事業のあり方について検証し、適正な利用者負担を検討する。 定員管理の適正化として、定員管理計画に基づき、5年間に22人を削減。原則的に新規採用を最小必要限とし、嘱託職員等活用してトータルコストを下げる。定員管理計画は嘱託職員を含んだものとする。 給与制度の見直し、時間外勤務の縮減、特殊勤務手当の見直し、食糧費の見直し、旅費・費用弁償等の見直し。 職員の能力開発の推進と人材育成については、目標管理による業績評価及び能力評価など、成果が評価に結びつく、公平公正な仕組みを導入。職場に求められる能力を高め、資質の向上を図るため、研修プログラムの再構築を行う。また、内部講師の育成と活用を図る。 契約システムの見直し、行政評価システムの導入、行政コスト計算の導入、補助金の見直し、現金・物品・給付型サービスの見直し。 事務事業の民営化、事務事業の民間委託、健康な高齢者づくり、老人介護医療費の削減等、行財政改革についてのプランは出ておりますが、それぞれの取り組みに当たり、各課の実施計画、行動計画を出してもらい、それについて当委員会として提言をしながら審議していくようにしております。 最後に、視察研修報告をいたします。 10月19日、20日と、神奈川県川崎市でスタートした職員における実績能力主義の人事評価制度について研修をいたしました。 目標管理による業績評価を一般職員に適用し、働きぶりをランク1からランク5まで5段階で最終評価する。個々の職員を評価するのは直属の上司で、一般職員であれば、係長が第1次評価、課長が第2次評価を行う。評価結果については、本人が希望するしないにかかわらず全員に開示し、説明する。評価に対する苦情・不満に対するための仕組みもつくるということで、評価結果を勤勉手当やボーナスなど給与に反映させるとともに、昇任、昇格など人事や人材育成に活用する。給与への反映については、評価の結果次第ではボーナスの額に10万円から20万円程度の差がつくと見られる。同市は、行財政改革プランの中で、より少ない職員数で業務を効率的に遂行し、市民サービスを充実、強化させることが必要だとして、給与制度を年功序列的な横並び主義から能力実績主義に基づくものに抜本的に改める。民間賃金や財政状況を踏まえて賃金水準を適正化する。特殊勤務手当で、退職手当、勤勉手当、特別昇給を見直すことなどを打ち出しており、人事評価制度について、職員の能力や実績を適正に評価して、人事や給与などの処遇に結びつけ、職員のやる気や働きがいを引き出すのが目的、職員がより一層能力や資質の向上に努めていける制度の構築を目指したいということでした。 その他、電子市役所の取り組みについて、行政情報システムのセキュリティーについて、電子行政のサービスの提供、行政事務の効率化、透明化の推進について等、視察研修しましたが、このようなことも本町の行財政改革の中に取り入れていきたいと考えております。 以上で報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 9番古庄議員。
◆9番(
古庄信一郎君) 総務文教委員長に2点お伺いをいたします。 1点目、先9月議会で志免中学校の教師による体罰問題が大変議会の中で衝撃的な事実として伺いました。この問題について、所管の委員会の中で、その後の御審議なり対応をどのようにされたのか、また現況どうだというふうなことでもお伺いできればと思います。 それが1点目と、それから2点目、町民センターの防水改修工事が入札が行われて、2,500万円弱の入札で、これからやられるんだろうと思うんですけども、あと3カ月ぐらい年度末切った時期の中で、今入札されて、これからやられるというとこに何か時期的な問題もしくは別の要素があったのかどうか、そのあたり何か御審議なさったのか、工期の関係とかこういったものについて、もし御所見なり審議されておればお伺いをいたしたいと思います。
○議長(大林弘明君) 大西委員長。
◎総務文教常任委員長(大西勇君) 古庄議員の質問にお答えします。 まず、第1点目、体罰に関しては、状況は詳しく報告を受けております。その中で、保護者と教師、学校側と会って、しっかりとそこら辺はお互いが理解した上で、体罰について学校側も謝り、また父兄の方もそれを了解したということを聞いております。また、子どもさんに対しても、子どもさんも今は元気に学校へ登校し、頑張ってるっていうことを聞いております。また、いずれにしても体罰というものは本当にいけないことであり、そこだけは本当にこれからまた気をつけていくと、我々も体罰に関しては、委員会としても厳重に注意をしております。 2番目の町民センター防水対策については、今回これは我々のとこでまだやっておりませんので、またこの機会に調査しようと思っております。 以上です。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、次に進みます。
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△日程第6
厚生常任委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第6、
厚生常任委員長報告及び質疑(
継続審査分)を議題とします。 古庄厚生常任委員長。
◎厚生常任委員長(
古庄信一郎君) 閉会中の厚生委員会における継続審査及び調査に関しまして報告をいたします。 まず、志免町児童虐待防止及び子育て家庭への支援に関する条例の制定については、去る11月30日の委員会において、提案者から研修調査を重ねた結果、よりよいものを再提案したいということで撤回したいとの表明があり、了承をいたしました。 次に、焼却場問題とリサイクルプラザ関連については、焼却場解体は9月29日に完了し、解体工事に伴う周辺環境と解体作業従事者の安全確認のため、ダイオキシン類の測定が行われ、その調査結果を11月2日の委員会で報告を受けました。 調査業者は東和科学株式会社で、内容は解体前と解体後の土壌ダイオキシン類調査を5カ所、作業従事者5名の事前と事後の血液中ダイオキシン類濃度ほかで、詳細な報告は省略いたしますが、結果として土壌調査は全体的には大きな増加もなく、濃度も6.9ピコグラムから130ピコグラムと環境基準値1,000ピコグラムよりも低濃度であったと。また、作業者の血液中ダイオキシン類濃度も前後で大きな増加はなく、本解体工事のダイオキシン類対策は適切に行われたとの報告を受けました。 10月4日以降、周辺町内会に対して工事完了報告とお礼を行い、また跡地内への侵入防止さくと転落防止さくを概算80万円で設置したとのことです。 焼却場跡地整備委員会設置につきましては、進展がないとのことで、11月30日に委員会に町長の出席を求め、見解を問いました。 委員会として、協定書の中身及び今日までの経緯を熟知した上で、これまで議会として解決への道筋を提言してまいりましたが、今回も町長は協定書の存在を何度となく言われ、従来どおりの姿勢で、これ以上進展がなければ、委員会としても志免五及び期成会双方を参考人として呼ぶこともあり得ることを示唆し、現状打破の可能性がない今、議会の意を酌んでぜひ政治判断を下し、解決するよう強く進言をいたしました。 次に、リサイクルプラザ関連について。 9月議会でも報告をいたしましたが、志免、宇美2町によるリサイクルプラザ建設と篠栗の3町へのリサイクルプラザ加入との経費関係について調査を指示し、その概算の報告を受けました。 費用算出の根拠は、篠栗ほか3町組合に処理委託する場合は、建設費は実績費用を根拠とし、建設費分担金及び維持管理費は人口の構成比割。一方、志免、宇美2町での場合は、建設費は処理規模が20トンの予定なので、篠栗の30トンの建設費の3分の2とし、分担金は均等割、維持管理費は人口の構成比割、周辺対策費は1億円の頭出しとして計算した結果、志免、宇美2町のリサイクルプラザより篠栗の既存の施設に加入する方が単町で14億3,500万円ほど安くなるという試算になりました。 ちなみに2町による建設では、建設費が17億7,500万円、自己負担8億3,300万円、うち志免町は4億1,600万円、維持管理費は15年で53億1,800万円、うち志免町は27億3,800万円で、年間1億8,300万円の維持管理費というふうな計算になります。 また、志免、宇美2町による建設へのシミュレーションを提示させました。 結果、17年度に解体工事の整備計画書の作成と申請、18年度に既存の施設解体工事、19年から20年度にかけて建設が考えられるとのことでした。 RDFでの一部事務組合への参画要請、2町によるリサイクルプラザ建設への経緯、そしてその後の議会の動向、町長の交代等々状況の変化が起こっている中、12月議会にいよいよ志免、宇美2町によるリサイクルプラザ建設に関連する一部事務組合の規約改正の議案が提案されるとのことで、厚生委員会として、これらの状況変化の中、町長の見解を聞きたいとのことで委員会に出席要請をいたしました。町長は2町での建設を原則としていると明言されたが、苦渋の思いの一端も伺うことができました。 委員会としては、宇美町との2町による建設を原則とするが、両町の住民の立場になって考え、また10年、15年後の地域なり一部事務組合のあり方も考え、糟屋郡全体の問題にも影響を及ぼすことで、慎重に、そして真剣に議論し、意見を提言していくことと申し述べました。 その他として、大牟田のRDF施設の一連の事故に関する評価委員会の報告と事業について報告を受けました。 事故に対する評価委員会の報告は、新聞報道のとおりで詳細な報告はいたしませんが、RDFを密閉貯蔵庫に積み上げ保存すると、常温でも三、四年で自然発火することがわかり、評価委員会では、貯蔵層に窒素を注入することで酸素濃度を10%以下に抑え、自然発火を防止するとして、空気流入対策、蓄熱対策、監視強化対策、消火対策に分けて、それぞれ対策を講じる。また、半年程度でRDFを入れかえる対策も行うとのことで、これらの対策が安全確保に最も効果的だとのことでありました。費用は関係業者に負担させるべく調整中とのことで、組合等の負担にはならないとのことです。 委員会としては、行政当局に、今回の評価委員会の席でも、また事あるごとに、一連の事故についてはメーカーと大牟田RDF施設の業務に対する怠慢であり、厳しく指摘するよう要請をし、重ねて県の指導、責任についても強く指摘するよう指示をいたしました。 また、来年度の短期事業計画が提案され、灰処理単価については17年度も変更はない、しかし18年度以降は値上げが予想され、各組合から国なりに補助が出るよう県にしっかり調整するよう強い要望も上がっているとの報告を受けました。 次に、シーメイトとその事業についてを報告いたします。 シーメイトの来訪者が12月1日で20万人を突破したとのことであります。利用者の推移については、調査をした春の2日間に対して、この秋の2日間では13.2%伸びておると、町内・町外の利用率は半々、またシーメイトの半径5キロ圏内では──面積が78.5平方キロメートルで、人口24万人程度となるとの報告を受けました。 委員会として、それらの数の報告も必要だが、それを受けて町内利用のアップをどう推進しているかが大事と指摘し、その対応策を問いました。結果、利用の少ない町内会の会長を訪問し、資料等を持参して説明しているが、今後はシーメイトの行事やスケジュールも持参して利用促進を促したいとのことでありました。 委員会として、町内会長に伝えたからよしではなく、住民の皆さんが集まれるときに出向いて説明をするとか、どこを改善すれば来やすいか利用しやすいかのニーズ調査を出向いて把握すべきである、またバスはだれでもどこにでも利用できるとPRをもっとすべきで、時刻表を家庭の中に張られるよう配って回るとか、また町内にもたくさんの町職員が住んでいるわけで、その職員を挙げた熱い動きが必要であると強く提言をいたしました。 次に、厚生委員会からの改善要望事項の中で、屋上物干し台設置について、5カ所の設置場所を上げ、各事業の責任者と洗濯物の種類や量、頻度について協議を行った結果、人目につきにくい、また取り入れやすいことと費用対効果を考えると、1階ショートステイ西壁面が最適であり、ここに設置したいとの説明がありました。 もともとこれだけの施設で物干し場がないこと自体、常識的に考えられないことで、行政と設計施工業者の感覚、感性を疑うと強く指摘したところです。結果、物干し場が設けられることとなり、その場所について委員会としては屋上に設置を要請してきましたが、利用者なり費用の点でこのような1階ショートステイ西壁面に費用1万6,000円で設置するとの行政判断で決定をされました。屋上設置を強く望む議員もおり、今後住民の声なり、またこの費用対効果、それから委員会としてこういったものをしっかり注視をしていくということを申し述べました。 次に、前9月議会から臨時議会で審査をしてきたシーメイト嘱託職員の増員に関して、審査してる過程で、管理委託業者ハチダイのあり方と関係について、過去からもいろいろ指摘がなされていましたが、再度多くの疑念の意見が出されました。 一例として、当初の契約業務からかなり変更され、それによって館の嘱託職員の業務が増大し、増員となったこと。ほかに、ふろ場の管理のあり方の不備、緊急時の対応等のマニュアル、日常の従業員の業務マニュアルの有無と提示を求めたところ、館の事務所なり館長の手元にもなく、また館のハチダイ事務所や責任者、作業員のもとにもなく、会社にあるとの無責任かつ考えられない回答がありました。何か1点でも指摘をされれば、初動体制を考え直すとかマニュアルをつくり直すとかが行われる企業でなければ、町民の生命、財産を預けるに足りない業者であり、委託するには不適格な業者であるとの強い認識を委員会として持ちました。 次に、宇美、志免、須恵3町の広域委員会の中で、3町の福祉バスの相互乗り入れなり接点設定が検討されており、これを受けて厚生委員会としてもその可能性について福祉課に問いました。要項上の問題等検討すべき点があるようで、実務者レベルでの検討を要請いたしました。 その他として、多目的ホールの飲食を伴うパーティーについて、オフィスツウワンの記念行事を事例に今後のあり方について審議し、今後明確な利用基準を設けるべきと提言をいたしました。 また、補助金助成をしている事業先の記念パーティーに関して議会への配慮がなかったことに対し、一部の議員から遺憾の意見が出されました。 次に、ふろに相変わらず入れ墨をした方が利用されており、その数も五、六名とふえており、会話も過激な内容もあるとの情報で、再度警察に巡回の要請を強く求めるよう指示し、必要があれば議会委員会としても警察に要請することといたしました。 レストランの価格が高いとの声に対しては、月1回の会議で言っており、決算報告も受けるので、必要があればその中でまた話をするということでございます。 竪坑櫓に関する
ジョギングロードの安全性につきましては、福祉課と地域振興課のあり方について、ほか議論をいたしました。 また、迂回路が今の範囲でよいのかという意見に、方向性が決まるまで現状の仮設の迂回路で対応するとの福祉課の回答でございました。 次、去る11月18日厚生委員会として初めて、シーメイトに関係する方々、社会福祉協議会、パワフルキッズ、シーメイト館長に参考人として委員会においでいただき、意見を伺いました。初めての試みでしたが、建設的に活発に意見交換ができ、多くの意見の中で善処が必要とした事項について紹介をいたします。 社会福祉協議会関係では、望山荘のふろ清掃と屋外樹木管理に支障があり、いずれもシルバー人材センターからの増員を要望され、またボランティアコーディネーターを現在社協職員が兼ねているので、専任の要請もありました。 また、利用価値が高く、16年も経過している福祉バスの買いかえ、それから嘱託職員の雇用期間の緩和等々の要請があり、いずれも大事なことで、福祉課に善処を要請をいたしました。 また、ショートステイでの平日及び夜間預かりが実現できないかとの委員会からの投げかけに、社協としてもやりたいが、その場合専門の看護師がいないとできないし、土、日だけの勤務では看護師を応募しても来ないと、予算的に無理との報告を受け、委員会の認識、社協がやる気がないんじゃないかという、こういったものとの大きなずれがあり、意見交換会の意義を痛感した事例であります。 パワフルキッズからは、一生を通じた障害者サポートのためには幼稚園との連携が不可欠で、庁舎内の関係各課、横の連携を図ってほしい、また発達障害者支援体制整備事業について県に積極的に誘致を展開してほしい旨要請があり、福祉課に提言をいたしました。 シーメイト館長との意見交換会では、職場の実態やこれらの運営に対する考え方等も聴取でき、一方危機管理マニュアルもないとのことで、早急に作成するよう指示し、実りのある意見交換会でございました。 次に、介護保険につきまして。 介護保険につきましては、12年の開始から4年半が経過し、初年度と比較すると、要介護認定者は全国平均が46%増に対して、志免町は12年689人から15年度は1,046人、52%増、サービス給付額は全国平均70%のアップに対して、志免町は11億円から15年度は15億7,000万円、42%のアップとなっているとのことです。 また、比較的症状の軽い要支援、要介護1の方がふえている。全国平均では2.2倍、志免町でも302人から15年度は582人と約2倍になっていると。このような状況下、今後の課題として、施設志向の解消のために在宅ケアの推進、軽度認定者の新介護予防給付、ほか多くの施策が国として検討されているところであり、志免町としては16年度より転倒骨折予防教室、低栄養状態の食の充実支援等を行っているとのことであります。 次に、県介護保険広域連合の保険料値上げについて。 今月2日の新聞報道で初めて公式に、月額基準額を現行の3,940円から、300円から400円値上げをする方針が明らかになりました。前議会でも、グループ別保険料の導入について報告をいたしましたが、この方法で値上げとなる予定です。いずれにしても、年明け1月に連合の議会が開催される予定で、これに向けて12月議会でも審議し対応することといたします。特に粕屋町や合併によって連合を離脱する自治体は、いずれも連合より保険料が安く、このあたりを精査しておくよう福祉課に指示をいたしております。 次に、子育て支援と保育園について。 子どもの権利条例と次世代育成行動計画策定については特に報告すべき事項はありませんが、1点、子どもの権利条例についてアンケートを行った結果、非常に認識に問題があり、もっと啓蒙すべきとのことで、来年1月15日に講演会を開催するとの報告を受けました。 その会場なり内容、広報の仕方を聞き、やりさえすればよいといった感覚のように思いまして、職員、PTA、先生、青少年指導員、町内会ほか多くの方や団体に呼びかけて成果ある会にすべきで、積極的に展開する意欲が感じられぬ旨指摘をいたしました。 学童保育の待機状況は、11月1日現在で南学童保育所の10名だけであります。 保育園の入所実態は定員に対して114.8%の在籍率です。 次に、工事関係を報告いたしますが、亀山保育園の改修工事の入札が10月19日に行われ、株式会社栄工務店が落札金額1,491万円で落札し、対入札予定価格99.4%。入札業者はこのほかに、栄工務店のほかに小柳技建、飯田工務店、小串建設で、落合工務店は遅刻のため失格と。工期は10月26日から12月17日まで。 東保育園エアコン設置工事の入札が11月9日に行われ、三栄空調が393万7,500円で落札、対入札予定価格97.75%。入札業者は三栄空調、津福冷機工業、エアーテック、前澤電気工業、吉原電工社、東光電設、光栄電気商会、新興電気工業です。工期は11月12日から11月30日です。今回の東保育園の改修工事は、このエアコン設置工事で終了となります。 次に、亀山保育園の改修工事が現在行われておりますが、厨房に園児から見れる、また触れ合う窓が全然なく、独房のような厨房で、食育の重要性が叫ばれている今、設計業者及び担当課の認識を疑い、過去の西小学校ほかの経験が何も生かされておらず、何のための一級建築士の採用なのか強く指摘し、早急に窓の設置を強く要請をいたしました。 次に、去る10月29日に町内5カ所の保育園を視察し、午後保育園園長と意見交換会をいたしました。 視察における所見として、全体的に保育園の老朽化が顕著で、また暗いし、駐車場が狭いとの印象を強く感じました。 また、志免保育園視察時に、狭い園内に畳一、二畳ぐらいの小さな芋畑をつくり、ちょうど収穫をしていましたが、園児たちの楽しそうな姿を見て、ぜひ休耕田なりを確保し、開放し、シルバー人材センターや地域のボランティアに協力を要請して、保育園農園を実現してはと提言をいたしました。 このほかに、古い網戸や、東保育園の鐘の塔と貯水池ほか改善していく箇所がありましたけれども、全体的に非常に古い、そして狭い保育園の状況の中で、園の職員の皆さんの御尽力に本当に感謝をし、敬意を申し上げたところでございます。 民営化との兼ね合いもありますが、委員会として常に指摘している、保育園に対する長期的な展望、計画を立て、新築なり改修なりを進める必要性を痛感し、再度強く要請をいたしました。 園長との意見交換会では活発な議論をいたしましたが、民営化に対する意見は立場上なかなか発言が難しいようでした。 また、小・中学校では校舎の耐震調査や対策をとられているが、保育園には何もなく非常に不安を感じることや、台風時の開園や対応などが非常に大変で、災害時の対応マニュアルをきちっとつくるべきとの意見もあり、これは保育園のテーマとして取り組むとの前向きな提案も生まれました。機会があれば、また開催をしたいというふうに思っております。 最後に、町民の健康づくりについて。 町民の健康づくりについては、さわやか健康教室、とびだせ健康教室、いきいき健康教室、ウオーキング健康教室、糖尿病予防教室等々が実施されており、特にウオーキング教室は9月16日からシーメイトで12回ほど行われ、最終日は今月2日で、毎回平均70名弱の参加があっているとのことであります。 また、ウオーキングマップも作成し、利用促進をしていると。 委員会として、非常によいことですが、シーメイトだけでなく、各家庭や地域でも利用できる距離を明記したマップや、また歩行だけでなく、すべての運動をポイント的に自己チェックできるようなものをつくり、住民だれでもがいつでもどこでも活用できる運動を推進するような仕掛けをすべきと提言をいたしました。 次に、食育の一環として、食進会の皆さんが学校のゲストティーチャーとして料理教室の実施などを推進されているとのことで、学校教育課や関係各課と横の連携を取り、対応するよう要請をいたしました。 最後に、健康課も高齢者健康づくり教室として町内会や老人クラブを訪問していますが、一方社会福祉協議会でも生きがい対応デイサービスやいきいきサロンで同じように訪問されておって、住民からすると混乱するケースもあり、社協や福祉課とよく連携をし、効率的な事業の推進を要請をいたしました。 以上、厚生委員会の審査及び調査の報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 厚生委員長に4点お尋ねをいたします。 まず、第1点の児童虐待の議案撤回の件であります。 これは糟屋郡における児童相談所あるいは児童相談員、非常に虐待がふえている割には余りにも少な過ぎると。これに伴う虐待に対する医療あるいは福祉、この体制が、この充実が今求められてる。片方では保健所が統廃合で減少させられている。まして、小児科の減少あるいは児童虐待を防止する社会全体の対応の改善、こういうことが求められて、各市町村の自治体にも町の責務が上位法として新たに変わってきたのではないか。こういう意味で撤回をされて、新しい町自体の法律を新たにつくられるという解釈でいいのかどうか、まず1点。 2点目は、RDFの大牟田における指針が出ました、マニュアルといいますか。これは常温でも火災が起こり得る、先ほど委員長報告のとおりです。しかし、その後、荒尾を初めとする三重県、福山、RDFの全国でまた事故や火災が起きている。篠栗町でも決して例外ではないと思うんです。先ほど委員長お話しのとおり、常温でもストックヤード等の火災が起こる可能性がある。こういうとこに対して、消防署に担当委員会からこういう要請を新たにされたかどうか、2点目。 3点目には、
ジョギングロードの竪坑櫓の安全性等、午前中も論議がされたとこですが、担当として安全性を確保するために早急に──保存解体は別といたしましても、安全性を特に一日も早くすべきではないか、このように思います。この論議をどのようにされたか。 4点目には、介護保険の問題であります。 来年度からは、1月に議会があるという御報告でありましたが、これに伴う支援あるいは介護1、この方々が介護保険から外される。そうしますと、志免町におけるこのしわ寄せといいましょうか、これが大変な状況になるのではないか。また、生活保護基準の境界層、これは介護保険の政令で減免制度を設けなければならないという明記をされております。この論議がされたかどうか、4点お尋ねをいたします。
○議長(大林弘明君) 古庄厚生常任委員長。
◎厚生常任委員長(
古庄信一郎君) 末藤議員にお答えをいたします。 まず、児童虐待条例の撤回につきましては、再度よりよいものを提案なさるだろうと思います。私の方から、先ほどのようななぜ撤回され、また新しいものをつくられるかについての真意について御報告すべきではないと思いますし、また的確な回答もできないと思いますので。制度上、提案者が撤回をするということであれば、問題なければそれは受けるというのが議会のルールだろうと思っておりますので、1番目の質問につきましては、できますならば提案者の方にまた聞いていただければというふうに思います。 2番目のRDFにつきましては、おっしゃられたように私どもも今回評価委員会が大牟田でやられるということを受けて、付託案件をどう解釈するかということも含めて議論いたしましたが、町政、町民にとっても大変重要な部分であるので、その部分をしっかりと議論したところでございます。 篠栗のサイロについては、これはシステムていいますか中の状態が大牟田のRDFの1基と違いまして、こちらは3基もあると。それから、ストックヤードの時間が非常に短いわけでして、それから中のものを聞いてみますと、全体が全部先入れ、先出しというものが徹底されているというようなことで、大牟田のものとは非常に違う状況で、このようなことは心配にならないんじゃないかなということの報告を受けました。そういったことで、志免町が篠栗の問題云々についても、また大牟田の云々についても、志免町議会から消防署にですね、どちらの消防署に言うのか、消防署なのか、そのあたりどうかわかりませんが、現実いたしておりませんし、することであるかということはちょっと考えなきゃいかんというふうには思います。 それから、3点目の
ジョギングロードの安全性ということで、これは私どももこういう状態があったということは、実は志鉱跡地委員会より後、私どもも報告を受け、当該の委員会になぜそういう事実を早く知らさないかということも含め、また4月オープン後、一度もそういう
コンクリート片の落下という事実が厚生委員会にも、また所管の課からも報告がなくて、特異的な台風による、あれだけの強烈な台風による落下というふうなことで、これはまた所管課、2つ課ありますが、それぞれの課の所見が違うという部分も含めて、委員会といたしましては、台風があったときにあの下をジョギングをするだろうかと、そういったことも含め、平素平常時に落下をしないという現状からすれば、あの今現状、簡易的にとってます回避ロードあの部分で十分であるという行政側の報告を是といたしたところでございます。ただし、これが平常時も、また微風でも本当に落下をするというふうなことの事実が想定されるなり事実があるんならば、それはしっかりとしたまた別の安全対策というものをとらなきゃいけないだろうと。もう一点は、抜本的な安全対策は、町政報告でもありましたけども、しっかりそこを出された、そのことを受けて、また委員会としても検討していこうというようなことを議論をし、現状ではあの臨時的な安全対策でよいのではないかということの委員会としては結論に達しております。ただし、議員個々については、あれで十分かどうかといった、そういった議論は当然出ておるところでございます。 それから、最後の介護保険の問題でございますけども、これは私どもも来年1月の介護事業の議会のときにどう決定されるのかということを受けて、この12月議会しか私どもも審議する余裕がないわけですので。だからといって脱退するとか、それについていろんな遺憾の意を表明してどうなっていくのかなとか、こういったところも議論してですね。しかし、議会代表である町長にこういった部分を提言をして、1月の議会でそういう部分を発言をしてほしいといったようなものについては、しっかり審議をしてまとめてみたいなというふうには思っております。 それから、低所得者の生活保護の方とか、それからいつも末藤議員がおっしゃられる減免制度についてとか、こういったことについては、この閉会中の中では審議はいたしておりません。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、次に進みます。
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△日程第7
建設常任委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第7、
建設常任委員長報告及び質疑(
継続審査分)を議題とします。 熊本建設常任委員長。
◎建設常任委員長(熊本廣君) 閉会中におきます建設委員会に付託されました上水道事業の経営、下水道事業の推進、都市計画道路志免・宇美線、それから宇美川早期復旧の促進についての委員会を10月12日、11月8日、12月7日にしましたので、委員長報告をさせていただきます。 まず、下水道関連、排水管布設替え工事についての報告をいたします。 7月の発注分の6件につきましては、4件が完了し、他2件は50%から80%の進捗率となっております。8月発注分の5件につきましては、4件完了し、ほか1件は95%の進捗率となっております。11月発注分の6件につきましては、5件が10%から30%の進捗率で、ほか1件は準備段階であると報告を受けております。 次に、水道課単独工事の進捗率につきまして報告いたします。 6月発注分の土生山浄水場から桜丘低区配水池までの送水施設の11月末の進捗率は、建設、場内整備工事、おのおの80%、電気工事45%、機械工事40%となっております。なお、土生山浄水場前処理ろ過機構成工事と土生山浄水場前処理ポンプ取りかえ工事は10月末をもって完了したと報告を受けております。 また、11月に発生した土生山浄水場緩速ろ過池3号池防食防水工事は25%、土生山浄水場緩速ろ過池3号池構成工事は50%であると報告を受けておるところでございます。 続きまして、下水道工事の推進について。 12月3日現在の工事発注は20件で、9件が完成しております。内訳としましては、7月発注分の8件のうち7件は完了、ほか1件は90%の進捗率です。9月発注分の1件は完了しております。10月発注分の2件は30%から40%の進捗率です。11月発注分8件のうち1件は完成し、ほか4件は10%から40%の進捗率です。残り3件は工事に着工したばかりであり、また12月発注分1件は発注したばかりで準備段階であると報告を受けております。 次に、11月末の水洗化状況につきましては、処理区域内人口2万6,954人に対し、水洗化人口は2万3,836人で、水洗化率は88.43%になっております。 続きまして、都市計画道路志免・宇美線につきましては、前回報告しておりましたとおり、事業主体福岡県により、宇美起点より認可区間1,230メートルを調査、測量、設計の委託業務を行っているところでございます。 次に、宇美川早期復旧促進について報告いたします。 まず、水車橋上流の助成事業区間につきまして報告いたします。 現在、河積の確保のため、4カ所の工事に着手しております。 1番目は、馬越第2井堰から馬越第1井堰間の工事内容につきましては、第2井堰の一部撤去、根継ぎ工、土砂の撤去などです。 2番目は、馬越第1井堰から川原井堰区間の整備内容は、根継ぎ工及びかさ上げ工などで、土砂撤去につきましては、馬越第1井堰整備完成後に行う予定です。 3番目に、瀬戸井堰下流左岸の河川拡幅のための護岸整備工事及び4、瀬戸井堰可動化に向けての工事も着工しております。 また、その他の箇所につきましても、着手に向け準備中であるとの報告を受けております。 水車橋下流の復旧区間につきましては、河積確保のため、根継ぎ工、護岸のかさ上げ工及び土砂撤去が主な工事であります。 別府橋下流右岸の護岸復旧工事につきましては、来年1月より整備工事に着手する予定であると報告を受けております。 また、その他の箇所につきましても、着工に向け準備中であり、本年度着手できる箇所があれば行っていくとの報告を受けており、以上でございます。 また、建設委員会視察研修につきましての報告をいたします。 去る10月13日、14日の1泊2日の日程で、新潟県信濃川下流である関屋分水路、大河津分水路の視察研修を2日に分けて研修してまいりました。 信濃川は、新潟、長野の両県にまたがり、長野県では千曲川で、その源は埼玉、山梨との県境にある秩父山地であり、また犀川と千曲川は合流し、新潟県境に至り信濃川と名を改め、新潟平野(越後平野)を潤しています。古くは天保13年、江戸幕府は分水計画を調査し、明治元年以後、越後平野は大洪水がたびたび起こりましたので、国を挙げて治水対策、また内水対策として人工的バイパスを水路約10キロにわたりつくり上げ、日本海に直接流す工事を明治より大正、昭和、平成の時代にかけ、旧井堰から新しい井堰につくりかえられ、越後平野を守っているのが関屋、大河津両分水路であり、市街地や農地はその工事によって水害を免れ、最重要な公共事業であると説明を受けました。 平成16年7月13日、新潟福島豪雨は甚大な被害を及ぼしたところでありますが、新潟の16年7月13日豪雨で関屋、大河津分水路がなかったとした効果検証で予想される浸水被害総額は総額として約2兆円の被害発生したとの想定される資料もあり、大変重要な分水路だと再認識をいたしました。 今後は、自然と対峙しているのは地域社会であり、地域社会での努力、行政と個人が役割を分担していくと考える必要があり、自助、共助、公助の連帯して自然に対峙すれば、地域社会における防災意識機能は強くなり、こうしたことに早く気がつく必要があるのではないかと体験し、これを地域社会に遂行していくことが大切じゃないかと思い、視察研修の報告といたします。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 建設委員長に質問をいたします。 宇美川の改修工事のことなんですけれども、今報告がございました。水害対策っていうことは、宇美川の川の改修だけでは限度があるということで、私も一般質問しておりますけれども、多くの方たちが一般質問の中で、河川改修以外の浸水対策を考えていかないといけないんではないかというふうな質問がいっぱい出ておりますけれども、そういった例えば雨水の貯留とか浸透とかの、そういった対策とか、そういうことについての議論というのは建設委員会の中で行われていないのか、それが1点と、もう一点は、これも私一般質問の中で行いましたけれども、浸水想定区域図が今回公表になっております。それで、福岡市の方は、御笠川についてハザードマップを作成するというようなことが新聞に掲載されておりました。また、多々良川についても随時作成していくということですけれども、そういったことも建設委員会の中で議題に上らないのか、また上っていないのだったら、これからそういったことを考えられないのか、その3点をお尋ねいたします。
○議長(大林弘明君) 熊本建設常任委員長。
◎建設常任委員長(熊本廣君) お答えします。 いろんな宇美川で浸水等の議論はどのようになさったかというような質問と思いますけども、それは建設委員会としましても、多々良川流域の中でいろんな議論をしております。しかしながら、御笠川のような福岡市系列の川と宇美川の違いといいましょうか、いろんな面で違うし、また流域の流れ方、それからいろんな上からは、何度も言いますけども、久山から篠栗、須恵、そして宇美川が一番最後流れるっていうような多々良流域でございますので、そこのところが非常に県の方も苦難をしているんじゃないかというふうに考えておりますけども、今後あと4年ありますので、全力尽くして県の方も河川の対策としてはやっていこうかと思いますんで、もうしばらくお待ちしていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、次に進みます。
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△日程第8
志鉱跡地対策特別委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第8、
志鉱跡地対策特別委員長報告及び質疑(
継続審査分)を議題とします。 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君)
志鉱跡地対策特別委員会審査報告を申し上げます。 去る平成16年10月1日、12日及び25日の3日間、
志鉱跡地対策特別委員会を開催いたしました。 まず、10月1日午後1時より第4委員会室で開催。台風による竪坑櫓の剥離した
コンクリート片が飛散した状況について地域振興課より報告を受けました。 その内容は、台風16号、台風18号及び台風21号の影響で、竪坑櫓の剥離した
コンクリート片がシーメイト内に飛散、その状況写真と図面をもって説明がありました。 また、この件に関し、9月16日に今回の事態に際し、
NEDO九州支部より来庁されたとのことでございます。 その内容は、コンクリート剥離片が落下した箇所付近の立入禁止の措置に関するお願い並びに竪坑櫓の取り扱いについて、10月4日
NEDO東京本部から来庁されるとの報告でありました。そこで、町はそれを受け、来庁された九州支部に対し、今回の事態について文章をもって竪坑櫓の安全対策を要請し、あわせて過去においても2回の要請書を提出したとの報告でありました。 委員会としては、人命尊重の観点から、
竪坑櫓周辺の安全対策を早急に取り組むよう執行部に強く要請したところであります。 次に、10月12日午後1時30分から第4委員会室で開催。まず、地域振興課から9月16日に
NEDO九州支部から町が受理した文書の再説明がありました。そこで、委員会としては、10月4日
NEDO東京本部から来庁された折の内容説明を求めたところ、本日午後4時に竪坑櫓についての方針を明記した文章、九州支部から持参されるとの報告でありました。しかし、各委員の時間調整がつかず、次回の10月25日に再審議することで確認いたしました。 10月25日午後1時30分から第4委員会室で開催。10月20日の台風23号によって再び
コンクリート片が飛散したことを地域振興課から報告を受けました。次に、10月12日受理した
独立行政法人新
エネルギー産業技術総合開発機構から提出された文書の内容説明がございました。 その内容は、1、人命尊重の観点から、できるだけ早く竪坑櫓を解体、撤去したい。2、解体撤去の意向に対して町の意見を早急にいただきたい。3、解体を着手するまでの間は、立入禁止区域や迂回路の設置を町で安全対策を講じていただきたいとのことでした。 そこで、委員の中から竪坑櫓の撤去をする時期の質問が出てまいりました。NEDOにおいては、来年の台風の時期までに解体撤去したいとの説明がありました。なお、町の意見は12月ごろまでに提出してほしい旨の要請があっているとのことでございました。 この件について各委員の意見を集約したところ、NEDOが示している竪坑櫓の解体撤去に向けての方針は、将来町の財政状況などの負担を考えると、最後の機会ではないかとの意見が大半を占めていました。なお、執行部は、解体撤去の結論を出すには、住民の
コンセンサスを十分にとるべきと考え、3年程度の猶予期間をNEDOに申し入れをするとの説明でございました。 最後に視察研修報告をいたします。 11月25、26日に
志鉱跡地対策特別委員会の研修を行っております。25日の研修地は、田川市石炭資料館で、その説明によると、入場料は210円、平日の入場者数は約30人、休日の入場者数は約50人、年間の維持費は約2,000万円とのことです。 次に、直方市石炭記念館は、入場料100円、平日の入場者数は約10人、休日の入場者数は約30人、年間の維持費は約730万円とのことです。 翌26日は、宇部市石炭記念館で説明を受けました。入場は無料で、平日の入場者は約100人、休日の入場者数は約500人、年間の入場者数は約2万5,000人で、年間維持費は約2,000万円ですが、入場者の多くの方は竪坑櫓の展望台から眺めを楽しむ人がほとんどとのことです。 どの施設も、各自治体の財政不足を理由に毎年維持費の予算が減額され、今後の維持管理が深刻とのことでした。 以上で報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 古庄議員。
◆9番(
古庄信一郎君) 志鉱委員長に数点お伺いいたします。 まず、第1点目ですけども、前議会における志鉱跡地委員会、ほとんど委員会開催されないようなといいますか、そういう中、新しく大変活発に御審議いただいておるところでございますけれども、この数回の議会報告をお伺いいたしておりまして、竪坑の現状についていろいろと御審議なさっておられるんですけども、一方そういったものの価値につきましてとか、それから教育的観点からの問題であるとか、観光的な観点の問題であるとか、それから商工活性の問題であるとか、いろんなとらえ方があろうと思いますが、そういうところについて御審議なり御検討なりされ、またそういうものについての視察とかそういうものをなさっておられるのか、もしそういう事例がありましたら御紹介いただきたいと。いつも施設行かれて維持費が何ぼと、それから維持管理どうと、そりゃ具体的なそういう費用の説明であろうが、一方金銭ではあらわしがたいそういう一つの価値観というものもあるわけでして、まさにそういうところもまたひとつ所管の委員会として御議論いただきたいなという部分がございます。 それから2点目、この8月29日の台風以降、私ども厚生委員会で緊急的に安全対策というものをやっておるんですが、先ほどの委員長の御報告を伺いますと、9月議会以後の閉会中の報告というふうにとらえていいのか、9月9日にもう特別委員長、この件について委員長、副委員長ほかお聞きになられ、対応を9月議会の中でしっかりこうやっておられたように伺っておりますが、先ほどの御報告を伺うと、10月以降そういうことやられてる、少しちょっと私どもが伺っておることと違うのではないかということと、それからきょうの町政報告で、NEDOからのそういう3年云々というものが志鉱跡地の中にも御報告なられて、先ほど何かもう相談受けたというようなことをお伺いなられておるというような御報告がありました。少し何か全体的に、何か私どもも相関がいろいろあるのかなというような気がいたしまして、その点についてと、もう一点今後やはりそういう学者なり、またいろんな見識者なり、そういった住民のやっぱりニーズにこたえられるそういう別の観点からの検討なり、そういったものも十分にやっていくということが必要ではないかなと。私皆さん雲仙の方にも行かれましたけども、雲仙普賢岳の下に、あそこに大野木場小学校でしたか、普賢岳のあの災害を受けて、それを災害記念として小学校そのまま保存すると、そこにコンクリートの中にどういうものを打ち込みどういう保存をしていくとか、そういうすばらしい現代の技術の粋を集めたそういうものの施設もございます。私はぜひそういうところも行っていただいて、別の観点からの議論もひとつしていただきたいなということで、こういったところについてどういうふうに御所見をお持ちであるかお伺いをいたします。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) 古庄議員にお答えいたします。 1番の価値観とか教育的観点から、また観光的な面からなどいろいろ審議はしたのかという御質問でございましたが、審議はしておりません。今後このことも含め審議したいと思います。 2番の8月29日以降の件でございますが、この報告は閉会中の審議でございます。 3番にお答えしますが、古庄議員が思ってあるようなそういうことは何もございません。 4番に対しての質問ですが、住民のニーズにこたえる観点からっていうことでございますが、これも今後委員会として一生懸命審議していきたいと思います。終わります。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、次に進みます。
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△日程第9
福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第9、
福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告及び質疑(
継続審査分)を議題とします。 吉田福岡都市圏広域行政調査特別委員長。
◎福岡都市圏広域行政調査特別委員長(吉田耕二君) 都市圏広域行政調査特別委員会の御報告をさせていただきます。 11月29日午前、志免町の広域委員会を開催し、合同委員会での議題について協議を行っております。午後須恵町議会会議室におきまして、3町合同の広域委員会を開催いたしました。協議事項は、継続事項の3項目、新規事項2項目と、その他の事項についてであります。 主な内容と結果を御報告いたします。 1、公共施設の相互利用について。各町より相互利用の現状、あわせて町内利用と町外利用の料金格差の状況などについて御報告がありました。 合同委員会としましては、趣味でスポーツ施設を利用する団体などは別として、3町間で公共の福祉のために働いているボランティア団体と認知することができる団体に限り無料で施設の相互利用ができないか、また各町どのようなボランティア団体であるのかもあわせて調査することといたしております。 さらに、3町のホームページの中に、せめて3町で利用できる公共施設の一覧表くらいは載せるよう努力することを確認いたしております。 2、福祉巡回バスについてであります。 11月18日に、各町担当課間で2回目の会議を行っております。3町の巡回バスを点で結ぶことに関しては、各町のダイヤの関係、利用度の問題などから、この話を進めるのは難しいとの報告でした。しかし、合同委員会の中で、政治的、広域的観点からまず結ぶことが大事、利便性などについては次の段階で考えるとの意見が出されております。また、具体的な結ぶ接点の案として、志免・宇美町間では粕屋南郵便局、志免・須恵間ではシーメイトに近い地点などの意見もあわせて出ております。委員会としましては、3町間にまず接点をつくる、このことを各町の担当常任委員会に投げかけることといたしております。 3、町境の防犯につきまして、合同委員会の中で狭義的に町境の防犯ということではなく、今後は広く3町間の防災、防犯について情報の共有をしていこうっていうことで意見の集約を行っております。 具体的には、志免町で行われているメールで危険情報を登録してある人や団体の携帯やパソコンに発信するシステム、これを他の2町でも前向きに検討することといたしております。 また、志免町におきましては、宇美町で行ってある「みるみるウォーク」のような制度に関して、さらに検討するよう担当課に申し入れをいたしております。4、総合治山治水対策についてであります。 その一つとしまして、例えばオンサイト施設などのいろいろな対策につきまして、関連のNPO団体などを招きながら、今後まずは勉強会を行うことといたしております。 5、教育委員会の3町共同設置について、実際に設置されている自治体の事例などを挙げ、当町の委員より趣旨説明を行いました。人事面の交流がスムーズになる、人件費など費用の節減になるなどのメリットがある反面、地域のニーズに合ったきめ細やかな教育ができないのではないか、また決裁などが不便になるなどのデメリットも考えられるとのことです。 いずれにしましても、3町ともまだ勉強不足のところもあり、その必要性などについてさらに研究していくことにしております。 6、その他としまして、ボランティアのネットワーク化について、今後とも各町でしっかりと勉強していくっていうことにいたしております。 以上、簡単でありますけども、都市圏広域行政調査特別委員会の報告とさせていただきます。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 質疑なしと認めます。
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△日程第10
議会広報特別委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第10、
議会広報特別委員長報告及び質疑(
継続審査分)を議題とします。 野上
議会広報特別委員長。
◎
議会広報特別委員長(野上順子君)
議会広報特別委員会の報告をいたします。 議会だより35号の編集のため、10回の委員会を開催いたしました。34号より各委員会持ち回りをし、新たなことにも取り組むこともいいのではということで、今回は一般質問のページを1人1ページとり、タイトルや写真を大きくすることで見やすい広報に取り組みました。 また、4月19日の臨時議会の取り扱いについて34号の広報でも載っておりましたが、より詳しく町民の皆様に伝えることも議会広報の大きな役割であろうと、33号の広報に載せる予定をしておりました内容をそのまま載せております。 以上、
議会広報特別委員会の報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑ありませんか。 17番末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 広報委員長に2点お尋ねします。 9月議会の今報告がありましたように、9月議会に6月議会の情報が9月議会では審議をされていないのに載せられたと、なぜダブって載せられたのか、そしてもう一つは、この載せるに当たっての規準がつくられたのかどうか、この2点をお尋ねをいたします。
○議長(大林弘明君) 野上
議会広報特別委員長。
◎
議会広報特別委員長(野上順子君) 御質問にお答えいたします。 先ほどダブって載っているのではないかということですけれど、内容的にはダブっていないことだと思っております。 また、基準をつくったのかということですが、それぞれの委員会で特徴あるものをつくるようにということの指示も受けております。厚生委員会が持ち回りでしたけれど、私たちの独特な広報づくりをしたということでとらえていただきたいと思います。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、次に進みます。
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△日程第11 一部
事務組合議会報告
○議長(大林弘明君) 日程第11、一部
事務組合議会報告を議題とします。 粕屋南部消防組合議会の報告を求めます。 3番丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 粕屋南部消防組合議会の審査の経過と結果を報告いたします。 11月11日第3回定例会が開催されました。組合長の諸般の報告では、職員採用試験について95人が受験し、1次試験で8人選考して、採用は4人の予定とのことでした。 議案につきましては、議案第11号平成15年度粕屋南部消防組合一般会計歳入歳出決算認定について、歳入総額14億5,526万8,800円、歳出総額13億7,538万6,161円、歳入歳出差し引き額7,988万2,639円であります。歳入の面においては、収入率100.02%と、わずかではあるが収入確保に努力がなされています。 歳出面においては、光熱水費について平成12年度から粕屋南部消防組合環境保全実行計画を樹立し、温室効果ガスの排出抑制等に取り組み、またIT化推進事業に伴うペーパーレス化推進による複写機使用料の減等による経費の節減が認められます。 平成15年度の主な事業としては、庁舎建設事業として庁舎建設基本設計委託2,281万円及び地盤調査等281万4,000円を実施しています。また、各署の化学防護服及び救助マットなどの救助資器材163万8,000円、中部消防署の化学車4,494万円、本部の支援車892万5,000円の更新を行っております。全員賛成です。 議案第12号平成15年度粕屋南部消防組合粕屋中南部休日診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、歳入総額5,955万4,894円、歳出総額4,935万7,397円、歳入歳出差し引き額1,019万7,497円であります。平成17年度予算において各町分担金を減額する予定とのことです。全員賛成です。 議案第13号平成16年度粕屋南部消防組合一般会計補正予算、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億386万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億6,666万4,000円とするものです。 なお、主な内容は、庁舎建設での起債限度額が3,000万円引き上げられたため基金の補正をしたものや、防火対象物、台帳等電子化委託を県の緊急雇用事業補助金で行ったものであります。全員賛成で可決されました。 なお、粕屋中南部休日診療所受診状況、消防年俸等を事務局の方へ預けております。必要な方は目を通していただきたいと思います。 以上です。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) 今報告の中にはなかったんですけれども、心臓発作が起きたときに、この救命率を早い時間で高めるというために、除細動器っていうのがどなたでも使えるということになってるんですね。これはテレビ等でも放送されておりますし、啓発事業も行われていますが、本来的にこういうことを粕屋南部消防署できちっと早くしていただきたいというふうに思っていますが、そういった提案なり消防署からの報告というものはなかったんでしょうか。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 質問にお答えいたします。 議題の中ではなかったんですが、実は一般質問の中で私の方からそのことを提案いたしまして、来年度予算にも入れていただくということで、実は先日議員がみずから除細動器の講習会を受けております。 以上です。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 池邊議員。
◆5番(池邊満男君) 消防議会も一般質問が盛んに行われているようですが、その中で今庁舎を建てかえておりますが、その関係のことをちょっとお尋ねをしたいと思います。 11月11日の日に消防議会があったという報告をなされていますが、その中で消防署の現在地は田富にありますが、9月の後半から10月ごろに非常に皆さんもあそこ通ってわかるかと思いますが、大きな機械が入ってくい打ちをやっております。その中で、あそこへ約98本、直径70センチ、深さ一番深いとこが43メーター、平均して大体40メーター前後のくいを打っています。その中に試掘するときに、地下水の動向がどうなったかということで、その辺まではわからなかったんですが、実際田富の部落の中、中心ぐらいのところで生活水を井戸水で使ってあります。その中で非常に井戸水の濁って、それをわからずに約3カ月間ぐらい飲んであります。 そういうことで、私も消防署には強く申し入れたんですが、それとあの消防署を建設にするに当たって、何も地域、特に田富地区なんですが説明会もない。いろんな工事をする場合は、近くの町内会の人たちに寄ってもらって、工事の説明会なり何なりを協議なんかをするわけですが、消防署は私も前から一般質問二、三度したんですが、見えにくいのは見えにくい、実際見えにくいですよ、見えにくいから、じゃほうっとくのかということで、非常にやっぱり例えばじゃ何の説明会がというと、やっぱり工事車両の進入とか騒音問題とか、ましてや地下水の動向が変わったということで、最初は消防署だけ決めつけるわけいかんので、下水課の方とも話し合って、下水課の方も調査をして、うちじゃどうも下水管一番深いとこで大体2メーター50ぐらいですよということを聞いてました。開口工事の場合でも2メーターから2メーター50ぐらいやろうということで、下水課の方から説明受けてました。ていうことで、その井戸水、その掘削のくいを調べてみますと、そのうちで約10本前後ぐらいは坑道に突き当たって、それは私は坑道突き当たったとこ印してくださいということで確かめてますけども、そういったことのきょう話がないし、そういったことで非常に人命にきょうもさっきから話がありますように、人命第一であれば、そういったことからそういう消防署、執行部の方から話がされたものか、その会議の中で、会議じゃなくてもそういった話し合いの場があったときでもそういう話で、地元に対してはこういうことよというような話が出ているのかどうかお尋ねしたいと思います。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 池邊議員の質問にお答えいたしますけれども、池邊議員がおっしゃった内容は、議題の中には上がっておりません。 それと、特に志免の方からの一般質問活発に行っておりますけれども、質問の内容にもその内容は上がっておりませんでした。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 古庄議員。
◆9番(
古庄信一郎君) 1点お伺いたします。 消防議会活発に議論をなされておるようですし、実は私どもも新世紀の会という名で初めてだろうと思いますけども、災害火災時の消防団、関係者への一斉通報システムの採用請願を出しました。先ほど伺いましたら、何か議題になってないのかなというふうに思いまして、どうなったのか請願採択になったのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 質問にお答えいたします。 請願についてでございますけれども、災害、火災時の消防団関係者への一斉通報システムの採用請願についてということで、私も紹介議員になりましたけれども、これは提案されまして全員賛成で採択をされております。 以上、御報告をいたします。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、次に北筑衛生施設組合議会の報告を求めます。 15番野上議員。
◆15番(野上順子君) 北筑衛生施設組合の報告をいたします。 平成16年度北筑衛生施設組合第1回臨時議会が9月29日に開催をされました。 議案につきましては、第3号議案平成16年度北筑衛生施設組合会計補正予算(第1号)債務負担行為の補正であります。 事項は古賀葬祭場火葬炉設備改修工事に要する経費で、期間は平成16年度から平成18年度まで、限度額は工事に要する経費の総額、古賀斎場は23年を経過しており炉の損傷があるため、改修をするために16年発注、17年、18年に工事にかかるとのことであります。全員賛成であります。 第4号議案平成15年度北筑衛生施設組合会計決算について、歳入総額3億5,617万3,379円、歳出総額3億3,216万3,836円、歳入歳出差し引き額204万9,543円。 歳入の主なものは、分担金及び負担金1,000万円、うち志免町分は76万1,000円。使用料及び手数料1億7,306万6,491円、財産収入55万9,840円、繰入金1億5,000万円、繰越金2,250万7,300円、諸収入3万9,748円です。 歳出の主なものは、議会費204万5,665円、総務費1億9,714万7,464円、葬祭場費1億3,297万707円であります。 予備費の組み方について問題があるのではないか、組まれ過ぎているのではないかという質問や、委託に関しまして入札はしたのかとの質問等もあっておりました。一部反対がありましたが、賛成多数で可決をしております。 以上、報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 17番末藤議員。
◆17番(末藤省三君) お尋ねをいたします。 糟屋郡内における衛生施設組合の中で、志免町分につきましては、先ほど言いましたように、焼却にかかわる負担金が、各個人の出し前が他の自治体から見ると非常に高いと、高過ぎるということも住民の中から出てる状況で、この問題が議会で取り上げられたかどうか、また当委員会から派遣されてる委員は、そのことを発言されたかどうか、お尋ねをいたします。
○議長(大林弘明君) 野上議員。
◆15番(野上順子君) お答えいたします。 負担金に関しましては、以前も末藤議員の方から質問が出ていたと思います。そのときに議会で出たのかということで、議会では出ましたということで報告をしておったと思います。以前議会の中で聞かれておりますので、その中身についてはわかっておりますので、あえて私の方から質問はしておりません。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 次に、宇美町・志免町衛生施設組合議会の報告を求めます。 5番池邊議員。
◆5番(池邊満男君) 宇美町・志免町衛生施設組合議会の報告をいたします。 10月5日、宇美・志免浄化センターにおいて平成16年第2回宇美町・志免町衛生施設組合定例議会が開催されました。 まず、浄化センターの運転状況ですが、平成15年度中に総処理をされた量2万2,526キロリットルで、1日平均約62キロリットルとなっております。ほぼ計画どおりに処理をされております。 続いて、第3号議案として提案された平成15年度宇美町・志免町衛生施設組合一般会計歳入歳出決算認定についてでございますが、歳入総額1億5,361万3,605円、歳出総額1億5,061万7,578円、実質収支額299万6,027円となっております。収支残額の299万6,027円は、平成16年度予算へ繰越金として計上をされております。 また、歳出総額1億5,061万7,578円のうち運転経費として1億723万1,102円が支出されております。残り4,338万6,476円が議会費、総務費、交際費等の事務的経費となっております。このうち志免町の負担金は7,549万1,000円となっております。慎重に審議いたしました結果、全員賛成で可決をされております。 最後に、10月15日に定例の監視委員会が開催され、事務局から浄化センターの運転状況について順調に処理されているとの報告と、処理用水に使用されている
井戸の取水量の低下に伴い、新たに浅井戸を掘削を検討しているとの報告がなされております。 以上で宇美町・志免町衛生施設組合の報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 質疑なしと認めます。 ただいまから休憩に入ります。 再開は15時10分とします。
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~~~~~~~~ 休憩 午後2時52分 再開 午後3時10分
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○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
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△日程第12 議案の撤回(第39号議案)
○議長(大林弘明君) 日程第12、第39号議案志免町児童虐待の防止及び子育て家庭への支援に関する条例の撤回を議題とします。 3番丸山議員、撤回理由の説明を求めます。
◆3番(丸山真智子君) 議案撤回請求書。 平成16年6月22日に提出した議案は、次の理由により撤回したいので、会議規則第20条の規定により請求いたします。 案件。第39号議案志免町児童虐待の防止及び子育て家庭への支援に関する条例。 理由ですが、児童虐待の防止等に関する法律等が改正され、市町村の役割が重要になり、児童虐待の防止に対する体制づくりをより一層充実する内容で義務化した条例を新たに提案することにしたので、志免町児童虐待防止及び子育て家庭への支援に関する条例を撤回するものです。 以上です。
○議長(大林弘明君) ただいまの撤回に対する質疑はありませんか。 佐藤議員。
◆18番(佐藤哮君) ちょっと提案者にお聞きをしたいと思いますけど、最終日にまた議員提案で中身の濃い分を出されるそうですけれども、基本的には行政当局もそうですけれども、住民の皆さんにもこの問題ちゅうのは周知を徹底をしていかなくちゃいかんわけで、これはもう行政当局、担当所管の課長さんあたりにも一定の理解が得られて最終日にこの議員提案を新たに出されるという、そういう進みぐあいというのは、せっかく先に出された議員提案を撤回してまた新たに出されるわけですから、そういう分では新たなやはり前向きのものがないと意味がないと思いますけども、そこはどういうふうに提出者5名の方との話し合いがどういうふうに進行して進んでいるのか、ちょっとお知らせいただきたいと思います。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 質問にお答えいたします。 先ほども申し上げましたように、5人で調査研究を重ねた結果、よりよいものを提案するということにいたしましたけれども、担当課の子育て課との調整ですけれども、まだそのようなものは行っておりませんが、ぜひこれだけ児童虐待のことが社会の中で問題になっておりますので、私たちの思いは、この条例をぜひ採択していただいて、そのようにしていただきたいという私たちの思いが詰まっておりますので、その点を御理解していただけたらというふうに思います。 以上です。
○議長(大林弘明君) 佐藤議員。
◆18番(佐藤哮君) 今言われる分はわかるわけですけど、詳細についてはこの中にも必要な事項については町長が定めるというふうになってるわけですので、当然所管の担当課長さんあたりも町長と一緒にそういう詳細については決められていかれると思うわけですけど、そういうときに皆さんがお出しになったこの条例の中身が、もし調整がきかずにというか、合意が得られないで修正が出てくるということになれば、当然最終日に出されてこれをまた同じ厚生委員会に付託になってこうなるのか、最終日にもう即決ですぐこの議案が可決をされるのか、そこら辺が少しわかりませんでしたのでお聞きをします。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) お答えいたします。 原則は、
委員会付託だということだそうですけれども。子育て課との調整ということだというふうに思いますけれども、先ほども説明いたしましたように、虐待の防止法とか児童福祉法の方はまだ改正されておりませんけれども、これが決まりましたら市町村の役割っていうのが重要になってくるわけですね。ですから、これだったら志免町でもできるのではないかっていうような条例の内容に今後再提案する予定にしておりますので、私たちはぜひこれをやっていただきたいという強い思いがあるわけなんです。ですから、まだ調整っていうか、そういうのはやっておりません。 以上です。 厚生委員会の方に付託になりますので、そちらの方で調整していけるというふうに思っております。 (「常識的には付託になると思いますので」と呼ぶ者あり)
○議長(大林弘明君) 末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 1点お尋ねをいたします。 先ほど厚生委員長の御報告の中でも、撤回の理由の一つに、よりよい提案がされるであろうという形で提案説明がされとりました。 そこで、児童虐待防止法の中でも町の責務というのがあろうと思うんですね。今度提案されるというのは、今まで上位法から見て町の責務が明示された、それ以上の、例えば児童相談員を町で設置するとか、何かそういうやつがやらないと、ただ法律的だけになろうかと思いますが、この辺のお考えはどんなふうでしょうか。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) お答えいたします。 末藤議員がおっしゃるように、よりよいものを目指しておりますので、私たちの思いをぜひ酌み取って御理解していただけたらというふうに思います。
○議長(大林弘明君) ほかにないようですので、これで質疑を終わります。 お諮りします。 本日の会議時間は、議事の都合により、この際時間を延長いたしておきます。 お諮りします。 第39号議案の撤回を許可することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(大林弘明君) 全員賛成です。したがって、第39号議案の撤回は許可することに決定いたしました。
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△日程第13 第58号~第67号議案及び第101
号議案上程(
提案理由説明、質疑、
委員会付託)
○議長(大林弘明君) 日程第13、第58号議案から第67号議案及び第101号議案の議案の上程を一括して議題とします。 町長から提案理由の説明を求めます。 町長。
◎町長(南里辰己君) 議長から一括上程を認めていただきましたので、一括して上程させていただきますが、第68号議案から第100号議案までの議案は市町村合併に関する議案でありますので、この後、別に続きまして上程させていただきます。 第58号議案専決処分の承認を求めることについてであります。 志免地区の一部の住居表示が平成16年10月30日から実施されることに伴い、坂瀬共同利用施設等の住居表示を改善する必要が生じたため、専決処分に付し承認を求めるものであります。 第59号議案志免町課設置条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 志免町衛生センターのし尿処理施設及びごみ焼却施設の解体に伴い、環境課が所管する事務分掌の一部を改正するものであります。 第60号議案志免町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律が平成15年12月1日から施行されたことに伴い、志免町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正するものであります。 第61号議案志免町法定外公共物管理条例の制定についてであります。 地方分権推進計画に伴う法定外公共物等の市町村への譲与については、譲与申請により譲与できるものであり、譲与後の公共物管理は自治体で行うこととなるため、本条例を制定するものであります。 第62号議案志免町上水道資源開発審議会条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 志免町附属機関等の委員の委嘱基準等に関する規程第7条の規定により、本条例の一部を改正するものであります。 第63号議案平成16年度志免町一般会計補正予算(第4号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,047万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ109億3,271万7,000円とするものであります。詳しくは委員会にて説明させていただきます。 第64号議案平成16年度志免町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,743万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ36億7,017万6,000円とするものであります。 第65号議案平成16年度志免町老人保健特別会計補正予算(第2号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億370万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ36億8,508万3,000円とするものであります。 第66号議案平成16年度志免町下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,375万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億575万7,000円とするものであります。 第67号議案平成16年度志免町水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。 収益的収入及び支出の予定額から収入支出それぞれ119万9,000円を減額し、収益的収入及び支出の予定額を9億1,786万4,000円とするものであります。 ここで第68号議案から第100号議案までは後ほど上程させていただきます。 第101号議案宇美町・志免町衛生施設組合の共同処理する事務の変更及び宇美町・志免町衛生施設組合規約の変更に関する協議についてであります。 宇美町・志免町衛生施設組合において、ごみの中間処理施設の建設及び管理運営を行うため、共同処理する事務を変更し、これに伴い同組合規約を変更するとともに、宇美町において収入役を置かず助役が収入役の事務を兼掌することに伴い、同組合の規約を変更するに当たり宇美町と協議することについて、
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上、11議案を上程させていただきますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(大林弘明君) ただいまの議案上程に対する質疑はありませんか。 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) 町長に1点お尋ねをいたします。 第101号議案でございますけれども、このことについて先ほどの厚生委員長の報告の中にもあったと思いますが、このプラザ建設に関して、これは宇美町・志免町2町で建設するという形のものではないかと思うんですが、篠栗2町との中に入った方がいいのではないかという試算シミュレーションしているという報告がございました。 このことに関してですけれども、行政から出てきてるということですので、町長はこの2町でやるということの方向性をもって出しておられると思うんですね。それで、今シミュレーション等々いろいろしますと、やはり篠栗町外2町の中に入れてもらった方が安いという報告もございましたから、そういったいろんな試算というものを今からして、そしてこの出てきてるこの議案については、やはり今議会の即決がなくてもいいのか、それからこの中にこの規約は知事の許可のあった日から施行するというふうになってますので、期日が切られているのかどうか、そういうところについて私ども担当ではありませんので、町長所見をこの際お尋ねをしておきたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 宇美・志免衛生施設組合の規約改正ということで、第101号議案提案をさせていただいてますが、言うならば須恵町外2カ町清掃施設組合、つまり篠栗の方に加入した方が有利ではないか、言うならば町益につながるのではないかというふうな御指摘ではないかというふうに思います。 このことにつきましては、私はもっと皆様方に認識をしっかりしていただきたいというふうにお願いしたいと思うんですが、宇美町と志免町とのリサイクルプラザ建設につきましては、過去宇美町と共同提携をさせてくださいというお願いをしておるわけでございます。そういう関係の中で、私どもが言うならばスケールメリットといいましょうか、そういう観点からよその方に云々というのはいかがなものかとまず思います。信義の問題があると思います。 それから、受け入れ体制が今回選挙がございましたけれども、その施設組合の組合長さんはかわられたやに聞いてはおりますけれども、組合長がかわられたからといって、じゃいいですよということでもないと思います。言うならば、激しい選挙戦を戦われたわけでございますので、そういうこと等考え合わせますと、果たしてそのようなことができるであろうか、言うならば今までも地元の対応が非常に難しいというように言われておったわけでございます。私は、今の新しい町長あるいは組合長とそういうような話、深く詰めてはおりませんけれども、いずれその話というのはさせていただきたいと思いますけども、でも新しい組合長にその問題を言っても、地元の方の意向がと言われるんではないかなという思いをいたします。そういうようなこと等考え合わせますと、私はやはりまずは宇美町さんと共同提携をやるということが必要であろうかと思います。 それから、この案件は、ただリサイクルプラザを建てるということだけではなくて、後ほど担当の方から詳しく説明をさせたいと思いますが、宇美町の焼却施設を解体をするそのことを宇美・志免衛生施設組合の共同事業としてやる、そして解体をした後いろんなリサイクルプラザの運営をやるという、そのようなことについての規約改正でございます。当面は、何ていいましょうか、リサイクルプラザを建てるについての整備をするための手だてであると思います。 また、一番大事なことは、宇美町さんに一緒にリサイクルプラザを共同提携させてくださいと申し込んでおることをやはりしっかりと認識をしておかなければならないというふうに私は考えております。
○議長(大林弘明君) 佐藤議員。
◆18番(佐藤哮君) いわゆるこの両町の規約改正が提案されておるわけですが、1つは、この規約の可決後の申請の時期は、知事の許可がないといけないわけですが、今ちょっとお聞きをしておりますと、解体の費用はこの両町の規約が整わないと、宇美町の焼却場の解体の費用は補助金がつかないんですよね。私どもの町の焼却場は、単費で解体撤去しましたけど、いわゆる志免町・宇美町のこういう衛生施設の浄化センターが建設をされて、建設する前からこういう規約ができ上がって、今度新たにリサイクルプラザを建設するためにこの規約改正を行おうとしておられるわけですけど、志免町はみずからの費用で焼却場を解体をして、宇美町の焼却場の解体費は、この規約改正後にいわば補助金が出されるんですよね。通常考えると、それは流れからいうとそういうふうにならざるを得ないわけですけど、こういう規約改正の中にそういう部分まで盛り込む必要があるのかなと、一般住民感情からいうと、そりゃ規約上はそうならないとお金が出ないというのはわかりますけど、そんなことまでして志免町がしてやらないといかんじゃろうかって、単純な、どうもそこら辺が腑に落ちないんですね。詳しくは一般質問も出してますので流れは聞きたいと思いますが、ちょっとその部分だけ御説明をお願いします。 これは推測ですので、今どうこう言われるあれではありませんが、この規約が改正をされていつごろそういう部分の申請を知事にお出しになる、期日的にですよ、考えておられるのか、その分も含めて。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 志免町の場合は、志免町単独で解体をいたしました。なぜ宇美町の分にという御質問ではないかと思いますが、しかし宇美町、志免町で言うならば共同提携をして、そしてそこのところにリサイクルプラザを建設をするその用地の整備との関係がございますので、私どもに負担がかからないということであれば、そのことはいいのではないかなというふうに判断をいたしております。 それから、いつごろかということでございますが、そういう事務的なことにつきましては担当課長の方から答弁をさせます。
○議長(大林弘明君) 二宮環境課長。
◎環境課長(二宮克美君) この流れにつきましてちょっと御説明を申し上げたいと思いますが、今議案を提案させていただいておりますけども、この議案の提案が志免町と宇美町の両方で、宇美町の方は月曜日からの議会になると思いますけども提案をさせていただいてます。それは構成町それぞれ2町ございますが、それぞれの構成町の議会で議決をされたものの議決書を県の方に提出をいたします。当然その時間的な問題というのは年末になると思いますけども、それをもって県知事の許可をいただいて規約の改正というふうな流れになってくると思います。そして、その次に宇美・志免衛生施設組合の議会で報告がされるというふうな流れになっていくと思います。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) 佐藤議員。
◆18番(佐藤哮君) ちょっと、私が聞いたのとは逆の形。私はこの規約が両町で確認をされた後に施設組合として正式に知事に申請をするのかと、こう聞いたわけですけど、逆なんですか、それ。
○議長(大林弘明君) 二宮環境課長。
◎環境課長(二宮克美君) ちょっと説明不足で申しわけないんですが、両町の議会の議決書を添付しまして県の方に許可申請を出すということでございます。
○議長(大林弘明君) 佐藤議員。
◆18番(佐藤哮君) ということは、わかりやすく言えば、可決がされれば今年度中、来年の3月、年度前には新しく知事に可決されたという前提でするということですよね。 最後に、ちょっとここ3番目に造成費っていうのが均等割になってるんですよね。それで、建設、増改築も含めた分っていうのはわかります、両町でつくるわけですから。ここの3番目の造成費取りつけ道路も含むというこの考え方なんですが、志免町が浄化センターを設置するときに、造成費はもちろんですが、この取りつけ道路も志免町の費用でしたんですよね。それは御存じだろうと思いますけど。こういう道路の部分も均等割にしなくちゃいけないんですかね。志免町が宇美町と協議して浄化センターをつくるときは、今でもそうですけど地代も志免町で払ってますけど、地代もそういう整備道路も志免町が支出をしましたよね。 何でこういうこと聞くかといいますと、篠栗町外2町のRDFの施設が建設をされて、志免町と宇美町が加入をするときの前提で地元対策費も入れて2億4,000万円志免町払いましたよね。その中に、造成っていうのはリサイクルプラザ、今も稼働してますがリサイクルプラザもあそこの造成は一緒にしたんですよね。RDFの施設の造成がこれだけ、リサイクルプラザの造成の費用がこれだけと明確な根拠を出せと言っても出なかったんですよね。そりゃそうでしょう、一つのものですから。そういうとこを考えたときに、この取りつけ道路のそういう部分までも志免町が均等割で払わなくちゃいかんのかなと、こんなに明確に明示をしなくちゃいかんのかなというような気がするわけですけど。 以上です。
○議長(大林弘明君) 二宮環境課長。
◎環境課長(二宮克美君) 佐藤議員さん御承知のとおり、うちの不燃物っていいますか、その残渣というのは宇美町で処理をお願いしてるというのは御承知のとおりと思いますが、そういったこともありまして、当然この造成費っていうのはこの施設をつくるところの部分の敷地の造成ということを含んでおりますし、道路というのは当然搬入していく道路のことを示しているわけですけども、そういった先ほど申しました宇美町との関係もありますので、ここのところは均等割にしてるというところでございます。
○議長(大林弘明君) 佐藤議員。
◆18番(佐藤哮君) もういいです。一般質問に出してますから詳しくは聞きますが、どうも普通考えて、熊本議員もここにおられるけど、志免町が浄化センターをあれしたときは、熊本議員の土地を町が購入をして道路をつくったんですよね。そういう何ていいます、ぴっしゃっとした経緯があって片一方でそういうのができ上がる、今度の場合は、造成費の中にわざわざ取りつけ道路の整備も含むと入れてあるから、そりゃ正直に入れられたんだろうと思うよ。私は正直に入れられたんだなあという前向きな理解をして質問しよるわけですから、しかしそれは切り離して協議をすべきではないかなというような気がしますから、何もこちら側からお願い、町長はこちら側からお願いをしてリサイクルプラザをって言われるけど、そりゃ一般質問で質疑をしたいと思いますので、きょうはここでしつこくは言いませんが、違うんじゃないかなという気がしてるから。
○議長(大林弘明君) 吉原助役。
◎助役(吉原清光君) ちょっと補足をさせていただきたいと思いますが、佐藤議員も御承知のように、浄化センターを設置するときには、やはり志免町で設置するという約束のもとで最終処分場の使用の期限等の問題、条件めいた話がずっとつけられておりました。そういうことで、当時は、平成8年だったかな、当時の期限を切られた日までに用地を確保しなければ最終処分場の契約延長ができないというような条件の中で、町が用地を確保し進入道路も確保するというそういう宇美町との約束のもとにやってきた、そういう経緯がございます。 今回の整備につきましては、やはり平等の精神からやっていこうということが、これが基礎となっているというふうに私の方も理解しております。そんなふうに御理解をいただきたいと思います。
○議長(大林弘明君) いいですか。 古庄議員。
◆9番(
古庄信一郎君) この第101号議案は厚生委員会に付託を受けると思いますので、その中で詳細についてやりますけれども、やはりこういう本議会の中でしっかり議論するときに、やはり共通の認識でやらないといけない。先ほど行政側からの説明伺って、これ造成を期するための条例提案であると、こういうことを町長おっしゃられましたけれど、しかし別表第2ではこれ建設からすべてについて、もうこれ規約をうたっとるわけですね。そして、これが規則が条例改正がなると、このもとにもうスタートするわけですね。ですから、一度これを可決して一部事務組合の中で先ほど言われたようなそういうことができることではないという共通の認識のもとにやらなきゃいけないという部分と、もう一点は漏れ聞くところによると、宇美町さんの方は、今の焼却場の解体の後のリサイクルプラザの助成が、共通のこれでやらないと4分の1の補助金がおりないというふうなことをおっしゃってる。ところが、私の方は特別交付税で30%が焼却場の解体を受けたわけですね。それから、2004年度からは、また補助金がこれ出るようになったんですよね、焼却場の解体が進まないからということで。そして、これは今年度からこれは採用になってるわけですね。そうすると、それが4分の1を超えない部分で補助金というのは2004年度から出るようになってるわけですね。こういったものも全部含めて、本当に我が町にとって2町でこういう規約にうたわれた中のこういうものでいいかということをしっかりやらなきゃいかんわけですね。そういう認識をお互いに持っておかないと、勝手な認識だけでこういうことの議論をしていくと大変なことになると思うんですよ。それだけ1点目確認をしておきたい。あとは厚生委員会でとにかく付託になりますのでやってまりいます。 それが1点目と、それから第61号議案についてお伺いいたします。これは、私も一般質問で上げておりましたけども、これまで一般質問でずっと訴えてきましたけど、やっと法定外の公共物の条例がつくられるということで大変うれしく思っております。しかし、例えば志免でも里道が1,311カ所もあって、この1,311カ所の里道をどうしていこうかという条例ですね、国がこの地方分権の関係からこういうものを地方に無償で差し上げるという一つの信念っていいますか、目的は、このことをもって地域づくり、まちづくりをその地域で語り合いながらつくり上げていくということが大きな一つの概念なんですね、ポリシーなんですね。 ところが、この条例を見てみますと、ほとんどこれ町長の裁量といいますか、それからそういうまちづくりについてどういうふうに利用していこうかとか、どういうふうにやっていこうってことが、文言が一つも入っていない。これは建設委員会に付託をされるんだろうと思いますけど、こういうことであれば、本来のそういう方針、目的は、国の方針は生かされないんだろうと。ここでまた規則とか規約をつくるぞと言われるかもしれませんけど、そういう理念をやっぱりきちっとうたって、そして住民なり地域なりいろんなところにやっぱり知らしめていくっていうことが大事なことじゃないかと思うんですけど、ぜひこれについて御所見を伺い、これもまた建設委員会の中で御審議いただくんだろうと思いますけど、よりよい条例をつくるんであれば、そういうことをやはりきちっと取り入れていくっていうことが大事だろうと思いますが、その2点についてお伺いいたします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 第61号議案につきましては、後ほど助役の方から答弁をさせたいと思います。 まず、リサイクルプラザの件でございますけども、先ほどから佐藤議員の質問にもございましたけれども、私どもの方から宇美町に共同提携をさせてほしいということで町長と議長でお願いをし、その前には全員協議会でそのことの協議をいただいて、きちっとした認識のもとにそのような共同提携の申し入れをしてるわけでございます。そのことから、言うならばやっぱり信義をやっぱり果たさないといけません。それが第1点。 それからもう一点は、篠栗の方で受け入れ体制が確約されるのであればいいんですが、そこまではまだいかないのではないかなということでございます。そういうことを考えますと、今までの流れに乗っていけるところまでいかないことには、将来的に条件が変わるかもしれないから今ここでということは私はいかがなものかと思います。そういうことから、今私どもがしなければならないことを粛々とし、そしてその状況によっていろんな可能性というものが出てくるんじゃないかなというふうに思います。 それから、第61号議案につきましては、助役の方から答弁をさせます。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(
古庄信一郎君) 先ほど篠栗との関連とかそういうことじゃなくて、この規約改正が出ることによって、ここに明確に施設の建設も含めて規定してるわけですね、均等割とかね。ですから、先ほどと言われたように、一部事務組合に行って、それからまたそういう部分も含め、先ほどのこの造成費含め、いろんなものがそこで決められていくというわけにはいかないわけでしょう、この規約改正は。これを含めて規約改正を出されてるという認識を共通に持たなきゃいけないということを申し上げてるんですよ。それが、先ほどおっしゃられたように、一部事務組合に行って、そこでまたこういうこともできるという認識を持つと、大変間違った認識で私たちも審議をしていかなきゃいけないということを、それを私申し上げてるんです。だから、先ほど町長言われたように、一部事務組合に行ってその前の造成のための云々ということおっしゃったんで、それはそうじゃないと、そういうことを申し上げたんです。その認識を共通にしないといかんということを基本的に持っておかないと、私どもも委員会の中で、これは余談になりますが、宇美町さんなんかもそういった形で判断されてる部分もあったみたいですね。とにかく規約だけつくって一部事務組合に行けばいいじゃないかと、そうじゃないんだという認識をしっかり持ちましょうということをお願いしてるんです。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 私どももそのように認識をいたしております。
○議長(大林弘明君) 吉原助役。
◎助役(吉原清光君) 第60号議案の法定外公共物の管理条例ですけれども、これは古庄議員も御承知のように、地方分権の一環として国の事務を地方の地域に所在するこういう里道、水路、そういうものについての管理を地方に移譲しようというのが目的でございまして、これまでも国はこの不用用地ですね、そういうものについてはやはり適正な対価によって処分したり、公共用あるいは公用に必要であるものについては無償で貸与したり、そういうことをしておりました。そういう基準、何て申しましょうか、やはり基本的な公共物、公共財産の管理条例というものは、やはり国と同様に引き継いだ形で管理していく必要があるということから、このような標準準則のようなものが定められておりまして、それに従って今回条例を制定し提案をさせていただいているわけでございますので、特に地域のためにとかそういう考えは盛り込むことはできないと思っております。あくまで公共用に供する場合については、一定の減免とか減額とか無償とか、そういったことはできると思いますけども、標準条例方式で進めていかなければならないというふうに考えております。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(
古庄信一郎君) 建設委員会で御審議なさるわけですから、基本的なところを今お伺いしました。その後例えばもう既に私有地的な対応とか、いろんなことやられてるケースがたくさんあるわけですね、1,311カ所ですから。そうすると、基本的には公共としてそれはもう没収し、町の管理下に置くということですか。そういうことがきちっと明確に打ち出して、その中でこうだということになっていかないと、余りにも条例の言葉だけが美しく輝きながら、現実はそういうものがたくさんあって大変な部分があるわけですから、ぜひそのあたりを御理解をいただいて、また担当委員会の方やっていただきたいというふうに思いますけど、しっかりこれやっておかないと、大変な問題がまた後々志免町が抱えていくということになってくるということを申し上げておきたいと思います。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。 ただいま議題になっております議案は、お手元に配付しました議案付託表のとおり各担当委員会に付託したいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、議案付託表のとおり各担当委員会に付託することに決定しました。
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△日程第14 第68号~第100
号議案上程(
提案理由説明、質疑、討論、採決)
○議長(大林弘明君) 日程第14、第68号議案から第100号議案までの議案上程を一括して議題とします。 南里町長から提案理由の説明を求めます。
◎町長(南里辰己君) 議長から一括上程を認めていただきましたので、一括して上程させていただきます。かなりの件数でございますので、少し早めさせていただきたいと思いますが、よろしく御理解いただきたいと思います。 第68号議案福岡都市圏広域行政推進協議会を設ける市町村の数の増減及びこれに伴う福岡都市圏広域行政推進協議会規約の一部変更に関する協議についてであります。 本件は、福間町と津屋崎町の合併に伴い福津市を設置し、福間町、津屋崎町を脱退させ福津市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて地方自治法第252条の6の規定により議会の議決を求めるものであります。 第69号議案福岡都市圏広域行政推進協議会を設ける市町村の数の減少及びこれに伴う福岡都市圏広域行政推進協議会規約の一部変更に関する協議についてであります。 本件は、大島村の宗像市への編入合併に伴い大島村を脱退させるもので、関係市町村と協議することについて地方自治法第252条の6の規定により議会の議決を求めるものであります。 第70号議案福岡都市圏広域行政事業組合を組織する市町村の数の増減及びこれに伴う福岡都市圏広域行政事業組合規約の一部変更に関する協議についてであります。 本件は、福間町と津屋崎町の合併に伴い福津市を設置し、福間町、津屋崎町を脱退させ福津市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第71号議案福岡都市圏広域行政事業組合を組織する市町村の数の減少及びこれに伴う福岡都市圏広域行政事業組合規約の一部変更に関する協議についてであります。 本件は、大島村の宗像市への編入合併に伴い大島村を脱退させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第72号議案福岡都市圏競艇等事業組合を組織する市町村の数の増減及びこれに伴う福岡都市圏競艇等事業組合規約の一部変更に関する協議についてであります。 本件は、福間町と津屋崎町の合併に伴い福津市を設置し、福間町、津屋崎町を脱退させ福津市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第73号議案福岡都市圏競艇等事業組合を組織する市町村の数の減少及びこれに伴う福岡都市圏競艇等事業組合規約の一部変更に関する協議についてであります。 本件は、大島村の宗像市への編入合併に伴い大島村を脱退させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290の規定により議会の議決を求めるものであります。 第74号議案福岡県自治会館管理組合を組織する町村数の減少についてであります。 本件は、福間町と津屋崎町の合併に伴い福津市を設置し、福間町、津屋崎町を脱退させるもので、関係町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第75号議案福岡県自治会館管理組合を組織する町村数の減少についてであります。 本件は、田主丸町、北野町、城島町、三潴町の久留米市への編入合併に伴い、田主丸町、北野町、城島町、三潴町を脱退させるもので、関係町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第76号議案福岡県自治会館管理組合を組織する町村数の減少及び福岡県自治会館管理組合規約の変更についてであります。 本件は、吉井町と浮羽町の合併により、うきは市を設置することに伴い、吉井町、浮羽町を脱退させるもので、関係町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第77号議案福岡県自治会館管理組合を組織する町村数の減少についてであります。 本件は、大和町、三橋町、柳川市の合併に伴い大和町、三橋町を脱退させるもので、関係町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第78号議案福岡県自治会館管理組合を組織する町村数の増減についてであります。 本件は、三輪町と夜須町の合併に伴い筑前町を設置し、三輪町、夜須町を脱退させ筑前町を加入させるもので、関係町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第79号議案福岡県自治会館管理組合を組織する町村数の増減及び福岡県自治会館管理組合規約の変更についてであります。 本件は、小石原村と宝珠山村の合併に伴い東峰村を設置し、小石原村、宝珠山村を脱退させ東峰村を加入させるもので、関係町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第80号議案福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体数の増減及び福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更についてであります。 本件は、福間町と津屋崎町の合併に伴い福津市を設置し、福間町、津屋崎町を脱退させ福津市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第81号議案福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体数の減少及び福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更についてであります。 本件は、田主丸町、北野町、城島町、三潴町の久留米市への編入合併に伴い、田主丸町、北野町、城島町、三潴町を脱退させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第82号議案福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体数の増減及び福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更についてであります。 本件は、吉井町と浮羽町の合併により、うきは市を設置することに伴い、吉井町、浮羽町を脱退させ、うきは市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第83号議案福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体数の増減及び福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更についてであります。 本件は、大和町、三橋町、柳川市の合併に伴い、大和町、三橋町を脱退させ柳川市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第84号議案福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体数の増減及び福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更についてであります。 本件は、三輪町と夜須町の合併に伴い筑前町を設置し、三輪町、夜須町を脱退させ筑前町を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第85号議案福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体数の増減及び福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更についてであります。 本件は、小石原村と宝珠山村の合併に伴い東峰村を設置し、小石原村、宝珠山村を脱退させ東峰村を加入させるとともに大島村を脱退させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第86号議案福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体数の増減及び福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合規約の変更についてであります。 本件は、福間町と津屋崎町の合併に伴い福津市を設置し、福間町、津屋崎町を脱退させ福津市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第87号議案福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体数の減少についてであります。 本件は、田主丸町、北野町、城島町、三潴町の久留米市への編入合併に伴い、田主丸町、北野町、城島町、三潴町を脱退させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第88号議案福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体数の増減及び福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合規約の変更についてであります。 本件は、吉井町と浮羽町の合併により、うきは市を設置することに伴い、吉井町、浮羽町を脱退させ、うきは市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第89号議案福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体数の減少についてであります。 本件は、大和町、三橋町、柳川市の合併に伴い大和町、三橋町を脱退させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第90号議案福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体数の増減についてであります。 本件は、三輪町と夜須町の合併に伴い筑前町を設置し、三輪町、夜須町を脱退させ筑前町を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第91号議案福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体数の増減及び福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合規約の変更についてであります。 本件は、小石原村と宝珠山村の合併に伴い東峰村を設置し、小石原村、宝珠山村を脱退させ東峰村を加入させるとともに大島村を脱退させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第92号議案福岡県介護保険広域連合を組織する市町村数の減少及び福岡県介護保険広域連合規約の変更についてであります。 本件は、福間町と津屋崎町の合併に伴い津屋崎町を脱退させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものであります。 第93号議案福岡県介護保険広域連合を組織する市町村数の減少及び福岡県介護保険広域連合規約の変更についてであります。 本件は、田主丸町、北野町、城島町、三潴町の久留米市への編入合併に伴い、田主丸町、北野町、城島町、三潴町を脱退させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものであります。 第94号議案福岡県介護保険広域連合を組織する市町村数の増減及び福岡県介護保険広域連合規約の変更についてであります。 本件は、吉井町と浮羽町の合併により、うきは市を設置することに伴い、吉井町、浮羽町を脱退させ、うきは市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものであります。 第95号議案福岡県介護保険広域連合を組織する市町村数の増減及び福岡県介護保険広域連合規約の変更についてであります。 本件は、大和町、三橋町、柳川市の合併に伴い、大和町、三橋町を脱退させ柳川市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものであります。 第96号議案福岡県介護保険広域連合を組織する市町村数の増減及び福岡県介護保険広域連合規約の変更についてであります。 本件は、三輪町と夜須町の合併に伴い筑前町を設置し、三輪町、夜須町を脱退させ筑前町を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものであります。 第97号議案福岡県介護保険広域連合を組織する市町村数の増減及び福岡県介護保険広域連合規約の変更についてであります。 本件は、小石原村と宝珠山村の合併に伴い東峰村を設置し、小石原村、宝珠山村を脱退させ東峰村を加入させるとともに大島村を脱退させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものであります。 第98号議案福岡都市圏の市町村の図書館等を相互に他の市町村の住民の貸出利用に供することに関する規約の一部変更に関する協議についてであります。 本件は、福間町と津屋崎町の合併に伴い福間町と津屋崎町を福津市に改めるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第244条の3第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。 第99号議案福岡地区水道企業団を組織する地方公共団体の数の増減及びこれに伴う福岡地区水道企業団規約の一部変更に関する協議についてであります。 本件は、福間町と津屋崎町の合併に伴い福津市を設置し、福間町、津屋崎町を脱退させ福津市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 第100号議案北筑衛生施設組合を組織する市町数の増減及びこれに伴う北筑衛生施設組合規約の変更についてであります。 本件は、福間町と津屋崎町の合併に伴い福津市を設置し、福間町、津屋崎町を脱退させ福津市を加入させるもので、関係市町村と協議することについて
地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上、33議案を上程させていただきますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(大林弘明君) ただいまの議案上程に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。 ここでお諮りします。 ただいま上程がありました第68号議案から第100号議案までの討論、採決を一括して行いたいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。 討論を行います。 反対の討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。 これから採決いたします。 第68号議案から第100号議案までを原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(大林弘明君) 全員賛成です。したがって、第68号議案から第100号議案は原案のとおり可決されました。
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△日程第15 請願第4号 「志免町における
手話通訳設置事業及び
手話通訳派遣事業の新設に関する請願」について
○議長(大林弘明君) 日程第15、請願第4号「志免町における
手話通訳設置事業及び
手話通訳派遣事業の新設に関する請願」についてを議題とします。 紹介議員に趣旨説明を求めます。 17番末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 提案するに当たりまして、
議会運営委員会を初め議員の皆様方には志免町における手話通訳設置の請願を聴力障害者の方々にもわかるように、議会内における手話通訳者を設置することに御理解いただきましたことを心からお礼申し上げます。 請願を朗読して提案にかえさせていただきます。 志免町における
手話通訳設置事業及び
手話通訳派遣事業の新設に関する請願であります。 志免町におきましては、福岡県の障害者自立支援・社会参加総合推進事業のメニューであります手話奉仕員派遣事業により、本町に居住するろう者の手話コミュニケーション保障を図っております。 しかし、全国知事会を中心とする地方6団体の提案では、障害者自立支援・社会参加総合推進事業が来年度から一般財源化される対象メニューとして上げられております。この一般財源化により、手話通訳関連事業が市町村単独事業に委ねられることにもつながり、私たちのニーズであります手話コミュニケーションの保障が危惧されるところであります。 つきましては、これを契機に、ぜひとも志免町における
手話通訳設置事業及び
手話通訳派遣事業を新設していただくとともに、現事業の存続について国に対し意見書を提出していただきますよう請願するものであります。 請願者の賛同議員は、稲永正昭議員、稲永康人議員、佐藤議員、西川議員、二宮議員であります。審議方よろしくお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。 本請願については、厚生常任委員会において審査されますよう付託いたします。
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△日程第16 請願第5号 「患者負担をやめ、難病対策・医療制度の充実を求める請願」について
○議長(大林弘明君) 日程第16、請願第5号「患者負担をやめ、難病対策・医療制度の充実を求める請願」についてについてを議題とします。 紹介議員に趣旨説明を求めます。 17番末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 患者負担をやめ、難病対策・医療制度の充実を求める請願であります。 紹介議員に賛同いただきました稲永正昭議員、稲永康人議員、佐藤議員、西川議員、二宮議員であります。 請願代表としましまして、粕屋地区社会保障推進協議会三野原厚さんであります。 難病患者への新たな医療費負担制度の改正で自己負担制度が導入され、受診を控える事態も起きています。難病患者への医療費を無料に戻すことが求められるとともに、小児慢性特定疾患の患者負担導入に反対であります。 また、障害者基本法の改正では、難病患者も明記するよう求めて意見書案を貴町議会で御採択の上、政府への町議会としての意見書を提出いただきますことを請願するものであります。 難病患者の種類につきましては、お手元に資料を添付させていただいとりますので、よろしゅう御審議方お願いいたします。
○議長(大林弘明君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。 本請願については、厚生常任委員会において審査されますよう付託いたします。
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△日程第17
議会広報特別委員の辞任及び選任について
○議長(大林弘明君) 日程第17、
議会広報特別委員の辞任及び選任についてを議題とします。 本案件については、野上議員、丸山議員、大熊議員、吉田議員、古庄議員、西川議員より
議会広報特別委員を辞任したいとの申し出であります。 ここで、
地方自治法第117条の規定によって、野上議員、丸山議員、大熊議員、吉田議員、古庄議員、西川議員の退場を求めます。 〔15番 野上順子君 3番 丸山真智子君 1番 大熊則雄君 10番 吉田耕二君 9番
古庄信一郎君 8番 西川蓉子君 退場〕
○議長(大林弘明君) お諮りします。 野上議員、丸山議員、大熊議員、吉田議員、古庄議員、西川議員の申し出のとおり辞任を許可することに御異議ありませんか。 御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、野上議員、丸山議員、大熊議員、吉田議員、古庄議員、西川議員の
議会広報特別委員の辞任を許可することに決定しました。 ここで野上議員、丸山議員、大熊議員、吉田議員、古庄議員、西川議員の入場をお願いします。 〔15番 野上順子君 3番 丸山真智子君 1番 大熊則雄君 10番 吉田耕二君 9番
古庄信一郎君 8番 西川蓉子君 入場〕
○議長(大林弘明君) 続いてお諮りします。 辞任に伴う
議会広報特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定によって、熊本議員、池邊議員、稲永正昭議員、牛房議員、佐藤議員、そして私大林を指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、辞任に伴う委員の選任については、熊本議員、池邊議員、稲永議員、牛房議員、佐藤議員、私大林に決定しました。 ここで正・副委員長を決めていただくため、暫時休憩とします。
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~~~~~~~~ 休憩 午後4時22分 再開 午後4時28分
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○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 正・副委員長の互選の結果を報告します。
議会広報特別委員長に6番牛房議員、議会広報特別副委員長に5番池邊議員です。 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。
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~~~~~~~~ 散会 午後4時30分...